皮膚科終わり

ナンバで近鉄を降りて電話すると出ません。家に着いてもおらず「来るまで待てと言うたのに、先に行っとるな」と思って愛染橋病院の3Fへ行くといました。ちょっと調子悪そうな顔色だったので叱らず聞くと「しんどかったので、ボチボチ先に来た。センセが話ししようと待ってくれている」とのことなので看護師さんに言うと診察室に入れてくれました。センセからいろいろ現状を聞き、結論は「帯状疱疹も足のむくみももう心配ない」とのこと。もう通院の必要はないそうです。いや良かった良かった。
そのあとブラブラ歩いて家まで戻り、世間話。だんだんと顔色も良くなってきてよく笑います。「晩ごはんの用意を何もしていない、牛丼買うてきてくれ」とのことなので、角の吉野家で牛丼と明日の朝ごはん用にライフで食パン買ってきました。私が横にいれば何でもムシャムシャ食べるのですが、独りだと食べる気がなくなるよう。年末年始は傍にいられるけれど、それを過ぎるとまた心配ですねえ。でもがんばってもらわないと・・・。
でも「昨日おふろ入ったら気持ち良かった〜」とか言います。「来年の正月はみんなでどっか行こか?」と言うと「決めといてな」「電車で行こ、電車は楽しいで」などと言いますので、気持ちは前向きになっているようなのが救いです。

『NOVA1』途中経過

山本弘「七歩跳んだ男」田中啓文「ガラスの地球を救え!」田中哲弥「隣人」斉藤直子「ゴルコンダ」牧野修「黎明コンビニ血祭り実話SP」まで読了。
「ガラスの地球を救え!」はまた電車の中でウルウルしてしまいました。オールドSFファンにはオススメ。

大川慶次郎の有馬記念

大川慶次郎さんならブエナ本命/有馬記念
有馬ウイークに競馬の神様が降臨! 12月21日が命日の大川慶次郎さんは没後10年になる。亡くなるそのときまで競馬を愛し、「遺言予想で有馬的中」「全レース的中」など数々の伝説を残した。もし生きていたならば、今年の有馬記念(G1、芝2500メートル、27日=中山競馬場)をどう予想するのか。たとえ牝馬でも狙いを下げなかったスタンスや身内の証言から、◎は3歳牝馬ブエナビスタだ。
神様の本命を当てろ。デスクから特命を受けた記者は資料室に走り、過去の記事をあさった。大川さんは99年12月15日、茨城県美浦トレーニングセンターで取材を終えた夕刻、近くのすし店で突然倒れた。亡くなったのは21日。この年の有馬記念はその5日後に行われた。レース前日の本紙1面に最後の予想が載った。いわば遺言だ。
レース部長は、倒れる2日前、有馬記念の予想の一部を聞いていた。「勝つのはグラスワンダーですよ」。(99年12月25日付)
グラスワンダーは前年の有馬、春の宝塚記念を制していたが、秋のG1を連覇したスペシャルウィークの勢いが上とみる人が多かった。しかし、大川さんは右回りでは皇帝シンボリルドルフ級と評価し、有馬記念の本命に決めていた。旅立ち予想はグラスからスペシャルを含む4頭ボックス。そう紙面では結論づけていた。記者はレース翌日の紙面を追った。
グラスワンダーが、わずか4センチの差で歴史的名勝負を制した。ライバルのスペシャルウィーク怒とうの追い込みを前年覇者の意地でしのぎ切った。「4センチ」は生前、「グラスが勝ちます」とその勝利を予想していた故大川慶次郎さん(享年70)の天国からの後押しだったのか。(99年12月27日付)
「完ぺきな予想だ」。記者はため息をもらした。
今年はグラス産駒セイウンワンダースペシャル産駒ブエナビスタリーチザクラウンが出走予定。思い入れは強いのではないか。ここは長女の智絵さんに話を聞かねばなるまい。
智恵さん あくまで推測だけど、父はブエナビスタに◎を打っている可能性が高い。相手はちょっとわからないけどね。ここ数年はウオッカのように男勝りの牝馬が出てきた。でも、当時から牝馬を本命にすることにためらいはなかったわね。
94年有馬記念直前の予想に次のような記述がある。3冠馬ナリタブライアンが制した年である。
私は現時点でヒシアマゾンに○をつける予定でいます。私は牝馬というだけで弱いと決めつけるのはどうか、という考えを持っています。過去にはガーネツト、スターロツチといった名馬もいたし、牡馬に対して重量2キロ減という有利さもある。アマゾンは2キロ減があれば、(ブライアンに対して)互角とみていいと思います。いつも小差で勝つので、レースのたびに「今度は負けるだろう」と思われがちです。いわばシンザン型。私がシンザンを1度も◎にしなくて煮え湯をのまされた経験を、今の若い人たちがするのではないかと心配しています。(94年12月20日付)
今年参戦するブエナビスタも大きな差をつけて勝つタイプではない。シンザン=(イコール)ヒシアマゾンブエナビスタの図式。間違いなく馬券の軸の1頭にブエナビスタがいる。記者は確信した。智絵さんによると、大川さんは1着と2着と着順通りに当てる「馬単主義」。1日すべてのレースを当てるパーフェクト予想を4回達成しているが、たとえ馬券が当たっても、予想した着順通りでないと不満顔だったという。となれば、ブエナ1着固定の馬単3連単で勝負するのがスジ。記者は参戦する1頭1頭を大川さんの過去の記述と照らし合わせ、検討。相手は7頭に絞られた。09年版大川慶次郎有馬記念予想が完成した。あとは、パドック解説でよく使っていたフレーズ「バカによく見える馬」を、当日に買い足せば的中馬券をゲットできるはずだ。どうですか、天国にいる大川慶次郎さん。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20091221-578021.html

バルクの有馬記念

バルク「8着以内」進退かけ6年連続有馬
史上初となる6年連続6度目の有馬記念(G1、芝2500メートル、27日=中山競馬場)を目指すホッカイドウ競馬コスモバルク(牡8、田部)が20日、門別競馬場で最終追い切りを行った。前走ジャパンCで2年ぶりにタッグ再結成となった五十嵐冬樹騎手(34)を背に、パワフルな動きを披露した。デビューから通算48戦目、飽くなきチャレンジ精神で、競馬の歴史にその名を刻みにいく。
マイナス4度の中、バルクが真っ白な息を吐きながら、6度目の有馬へ向けて順調ぶりを示した。門別競馬場での追い切り。砂が重く時計を要する内馬場をものともせず、スピードを上げていく。直線で五十嵐騎手のムチが入るとグッと伸び、5ハロン65秒2、ラスト1ハロンは12秒9でまとめた。
耳を絞って減速した前走ジャパンC時とは動きも気配も見違える走りに、五十嵐騎手は「走りにバラつきがなく、最後まで集中して走っていた。前走時よりかなりいい状態ですよ」と12着に敗れた前走からの上積みを感じ取った。スタンドで見守った田部和則師(63)も「今回は不安な個所もなく、調教量をだいぶ増やしていますから。息遣い、フットワークもまったく違いますね」と手応えを口にした。
ジャパンCは18頭立て17番枠が災いし、終始、外々を回らされる展開も響いた。しかしやや急仕上げ気味ながら、2着好走した04年より0秒3速い2分24秒4の時計で走っている。その前走で13戦ぶりにコンビを組んだ五十嵐騎手は「あの状態、展開であそこまで走るのだからまだ力はある。背中の柔らかさなども僕が乗っていた時のバルクと変わりませんでしたから」と衰えなしを強調する。
今回でG1挑戦は、自らの持つ記録を更新する27回目(海外3走含む)。有馬記念は5年連続出走のスピードシンボリ(66〜70年)メジロファントム(78〜82年)ナイスネイチャ(91〜95年)を超える、6年連続6度目の最多記録樹立となる。ただ05年の4着を最後に、近3年は2ケタ着順と結果が出ていない。
オーナーのビッグレッドファーム側では「応援してくれるファンにも申し訳ないので、今回8着以内の入線をめどに引退も考えているんです」と今回が進退をも決める一戦ととらえている。ラストランになるやも知れぬ大舞台、意地を見せたい。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20091221-578100.html

9着で引退、てのが最も良い結果かと。

セイウンワンダーは藤田

セイウンワンダー手応えはいい感じ
菊花賞3着セイウンワンダーは20日朝、CWコースを4F61秒3〜13秒9で調整した。騎乗した服部助手は「いい感じ。緩めることなく乗れています」と好感触。領家師は「精神的にカリカリするところがなくなったね。距離が長くなってもちゃんと走れとる。順調にきているよ」と手応えをつかんでいた。なお、鞍上の福永が土曜に右ひじ関節脱臼のため、手綱は藤田が取る予定。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/12/21/06.html

オトコ藤田の手綱さばきに期待しましょう。今のところ気持ちはセイウンワンダーブエナビスタからに傾いています。