きみへ

tk33082012-03-08

この文章自体、ここへ載せるのは2回目。

ところで、ゆうべ東京からメールをもらいました。教員への転職を希望しているOLさんからでした。まず最初に、アクセスカウントがやっと250になったばかりの、どの検索サイトにも登録していない、テキストばかりで味気ない、こんなページに立ち寄ってくれたことに感謝します。
で、OLさんからの転職ですか。そうですか、きついでしょうね。私は大阪府の教員採用しか受けず、おまけに一発で合格し、この4月から教員生活14年目に突入という、「ガッコ村」しか知らない世間知らずなのであなたのように真摯に日々を過ごしている人にあれこれ言う資格はまったくありません。でもあえて言わせてもらうと、
現場はあなたを待っています。
今、現場は生徒の急減期に入っており教員が余っています。そのため新規の採用がほとんどなく「若いセンセ」がほとんどいません。(今の24期の担任の中で30代は私だけです。あとは40代、50代ばかりで定年まで残り1年の人や残り2年の人もいます。)その弊害はいろん場面で出てきます。問題生徒への対応が後手になる、クラス経営がおざなりになる、行事でクラスを引っ張れない、本気で生徒を怒れない、などなどです。その現状を打開するために、私なんかもがんばっているつもりですが、「20代の頃ならもっと馬力があったのに」と思うことがよくあります。やはり、生徒の中に入っていって生徒らをかき回すためには若さが必要です。
だからがんばってください。採用が少ないからといって0ではありません。何とかもぐり込んでください。現場はあなたを待ちこがれているのです。あなたのような、若くて、「ガッコ村」以外でいろんな経験をしている人が現場には必要なのです。現場に新風を吹き込んでください。
そして、何年か先に高校生になる子らが、あなたに担任してもらうことを楽しみにしています。
あなたも、いつか彼らの笑顔に出会う日を楽しみに毎日を過ごしてください。
生徒らの笑顔があなたを待っています。
今日はつらいでしょう、明日もつらいでしょう。でもいつか彼らの笑顔と出会えます。その日を信じて、がんばってください。
つらいことがあればまたメールください。どんなことでも相談にのります。
今日から私はあなたの応援団長!
『教員を目指すすべての若者へ』1997/04/12(土)たかし

がんばれ、がんばれ。オレを乗り越えて行ってくれ(^_^)