再戦
アンライ79秒7デムーロに笑顔/有馬記念
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20091218-577032.html
父ネオユニヴァースの主戦がアンライバルド(牡3、栗東・友道)の背中にいた。有馬記念でコンビを組むデムーロ騎手が17日、栗東での1週前追い切りに騎乗した。Cウッドコースに姿を現すと、6ハロン標識からの加速もスムーズ。人馬の呼吸も合い、6ハロン79秒7、ラスト1ハロン12秒9をマークした。最後は手綱を押され、単走でピッチの利いた走りを披露した。デムーロは「いい動きだった。リラックスしていて折り合いもついた。すべて分かっている感じだね。でもネオとは違う。アンライの方が大きくて、パワフルな感じがする」と笑顔を見せた。有馬記念での勝ちクラはなくても、中山で行われる皐月賞ではネオ(03年)とダイワメジャー(04年)で2勝を挙げているデムーロ。「中山コースにはいいイメージがある。勝つチャンスはあると思うよ」と好感触を得ている。既に菊花賞(3番人気、15着)はVTRでチェックした。最初のコーナーで他馬とぶつかり、リズムを崩したことも頭に入っている。ポイントとなる2500メートルへの対応も「問題ないよ」と気にする様子はない。皐月賞以降、白星から見放されているが、大一番へ父の背を知るあん上はなんとも心強い。
今年の有馬記念はあの伝説の新馬戦の再戦、アンライバルド・リーチザクラウン・ブエナビスタ・スリーロールスがぶつかります。私の軸馬はやっぱりセイウンワンダー、相手はこれからゆっくり探します。