2006-11-30 『334』着手 読書 ハリイ・ハリスンが『人間がいっぱい』を書いたのが1966年。ディッシュが本書を書いたのが1972年。わずか6年違いではあるけれどもこの6年はかなり意味があるように感じます。『人間がいっぱい』も『334』も未来への希望のない世界を描いているのだけれども『人間がいっぱい』の世界の方がより汗臭く活力に溢れていました。しばらくは埃っぽく無気力な『334』の世界に浸ります。