鞍上決定

tk33082007-12-05

安藤勝はスカーレット、メジャーにデムーロ
メジャーはデムーロとのコンビでラストランGPへ−。GI5勝馬ダイワメジャー(美・上原、牡6、父サンデーサイレンス、母スカーレットブーケ)が、引退レースに掲げている有馬記念(23日、中山、GI、芝2500メートル)で、04年の皐月賞を制したミルコ・デムーロ騎手(28)=イタリア=と再びコンビを組むことが決まった。
4日に上原博之調教師が明らかにしたもので、「マイルCSを勝った後も元気がいいので使うことにしました」と参戦を改めて明言。昨年の天皇賞・秋マイルCS、今年の安田記念マイルCSを勝った安藤勝己騎手は関係者の協議の結果、デビューから手綱を取っている半妹のGI3勝馬ダイワスカーレット(栗・松田国、牝3、父アグネスタキオン)に引き続き騎乗することになった。松田国調教師は「あす、アンカツさんに乗ってもらうつもりです」と、5日の2週前追い切りを予告した。いよいよグランプリで、夢の“兄妹対決”が実現する。
デムーロは初めてのGIを獲ったジョッキーですからね。メジャーは週末から時計を出す予定で来週、デムーロに乗ってもらおうと思っています。有馬記念は去年も3着になっていますし、ファン投票(の中間発表)でも3位。有終の美を飾って欲しい」と上原調教師。デムーロがメジャーに騎乗するのは06年2月の中山記念(2着)以来、1年10カ月ぶりとなる。
来春から北海道早来の社台スタリオンステーション種牡馬入りするメジャーは18億円(一口3000万円×60株)でシンジケートが組まれ、すでに満口になっている。昨年の有馬記念ではディープインパクトの3着に好走しており、引退の花道を飾れるか注目が集まる。

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200712/ke2007120503.html