『明日にとどく』

tk33082008-02-12

この本はハヤカワSFシリーズから出た初めてのクラークの短篇集だそうで。今日のところは「太陽系最後の日」「闇を行く」「忘れられていた敵」「エラー」「寄生虫」「地中の火」「目覚め」読了。
「太陽系最後の日」はこないだ読んだ「沈黙のフライバイ」みたいなイメージだし、「忘れられていた敵」は『アイ・アム・レジェンド』と『デイ・アフター・トゥモロー』を足して2で割った感じ。いろんな影響を与えているのですなあ。
原著がアメリカで発行されたのが1956年、早川から翻訳出たのが1968年。お話しから受けるイメージはそんなに古くさいとは感じないのだけれど、訳文がどうにも古くさくってかび臭い。40年前の訳だからしょうがないか。