北九州記念勝ち馬

CBC賞】ロアリング上がり重点成功
発馬直後のビハインドを一気に詰め、パートナーとぴったり馬体を並べたキョウワロアリング。滑らかにカーブを曲がると、残り四百メートルは実戦さながらの併せ馬。手応えの良さでは外のメイショウフウライ(5歳500万下)だが、しぶとさはオープン馬のこちら。ゴール板が近づくにつれ盛り返し、ほんのわずかに先着を決めた。タイムは4F55秒0-39秒8-12秒3。思惑通りの“上がり重点”に成功した荒瀬助手は、てのひらに残る感触の良さに笑顔を見せる。「先週、一杯に追い切っているからね。前半を抑えるだけ抑えたから、きょうは最後まで良く伸びてくれたよ」。極端に馬場状態が悪かった先週の栗東CWで、ゴールまで懸命の踏ん張りを見せた。元来、馬場状態の悪化を非常に嫌うタイプ。その感情を封印して耐えたように、右肩上がりのカーブを描いている。「前走のあとから、気合が乗っているんだ。汗をかく季節も合うし、状態は上向きだな。あとは展開。それと、パンパンの馬場でやりたいね」と、乾いた芝での戦いをリクエスト。中京巧者のSS産駒が、2つめの重賞制覇に突き進む。

http://www.daily.co.jp/horse/2008/06/12/0001129504.shtml

実はちょっと狙っていますキョウワロアリング、ここを勝ってサマースプリントシリーズで主役を張って欲しいモンです。