がんばれウチパク

デピュティ代打内田で1発狙う/宝塚記念
金鯱賞を制したエイシンデピュティ(牡6、栗東・野元)が26日、栗東坂路での木曜追いをかけた。美浦から駆けつけた内田博幸騎手(37)が騎乗し、800メートル57秒5、ラスト12秒4。上がり重点で力強い伸び脚を見せた。パートナーの動きにあん上も想像以上の手応えを得た様子。持ち味のスピードとしぶとさを生かす作戦で、陣営の代打指名に応える構えだ。引き揚げてきた内田の表情は、心なしか緩んで見えた。「思っていた以上に柔らかい走りをする」。新コンビを組むエイシンデピュティの最終追い。美浦から駆けつけ、背中の感触を味わった。坂路を単走で800メートル57秒5、ラスト1ハロン12秒4。しまい重点とはいえ、軽く仕掛けての反応は抜群だった。「跳びが大きく、フットワークがすごくいい」。想像以上の手応えを得た。野元昭師(67)も笑いが止まらない。「しっかり伸びていたね」。19日と22日の追い切りで、すでに馬は仕上がっている。この日の時計は一見遅く感じるが、予定通りのしまい重点だ。主戦の岩田がロックドゥカンブに騎乗する。持ち味のしぶとさを生かすためには、しっかり追えるジョッキーでないとダメということで、内田に白羽の矢が立った。野元師は「距離は微妙に長いが、彼ほどの乗り役なら、200メートルを持たせてくれるはず」という。手腕を見込まれてのあん上指名に、名手の心も燃える。「代打ですからね。恥ずかしくない競馬をしたい」。陣営の大きな期待には、結果を出して応えたい。レースのイメージは完成しつつある。「相手も違う作戦でくるかもしれない。決め付けるのはよくない」としながらも、持ち味のスピードとしぶとさを生かす作戦で腹は固めている。「一瞬でかわされる形はよくないと思う。位置を生かす競馬にしたいね。後続との追い比べになれば相当にしぶといから」。スローの逃げで瞬発力勝負にはしたくない。勝負どころを前にペースを上げ、ライバルたちに脚を使わせる展開を思い描く。「阪神は前残りのイメージが多い」。直線の追い比べに持ち込めばこちらのもの。地方仕込みの豪腕が、後続の追撃を封じ込める。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20080627-376676.html

はっきり言ってエイシンデピュティの不安は鞍上だけです。何とかこの馬の持ち味を引き出してやって欲しいモンです。