痛し痒し

tk33082008-07-23

「橋下予算」が成立 3300億円減、10年連続赤字
写真閉会後、府議へのあいさつで笑顔を見せる橋下知事=23日午後、大阪市中央区、小玉重隆撮影
大阪府橋下徹知事が初めて編成した08年度一般会計予算が、23日の7月臨時府議会本会議で成立した。人件費と私学助成の削減幅を原案より18億円縮小し、与党の自民、公明両会派に加え、野党の民主も賛成した。予算規模は2兆9247億円で前年度当初比3309億円(10.2%)減の超緊縮型。ただ、税収の落ち込みで10年連続の赤字予算になった。橋下知事は予算成立後、報道陣に「短くもあり、長くもあり。39年間の人生で一番濃密だった。これから次の一手を打っていかないといけない」と述べた。民主も賛成したことについては「改革の方向性で一致してもらえるなら、力を合わせて頑張っていきたい」と歓迎した。予算編成について橋下知事は「収入の範囲で予算を組む」との原則を提示。赤字の穴埋めに使われていた借り換え債の増発を今年度からとりやめ、7年間で5202億円を借り入れてきた減債基金からの繰入金もゼロにした。補助事業や建設事業などを見直して歳出削減を進め、予算規模は8年ぶりに3兆円を下回った。橋下知事は「府民に夢や希望を見せたわけじゃない。とりあえず出血を止めたまで」と自己評価した。ただ、「原則発行ゼロ」としていた府債は2674億円発行。07年度当初より382億円増えた。法人2税が前年度当初比で587億円(9.8%)減り、減収補填(ほてん)債を850億円発行することになったのが響いた。

こどもたちの世代のためにはこの緊縮予算でないと、もっとえらいことになってしまうというのは分かっているのですが給料が減ったら私の小遣いが直撃されるのは目に見えているので辛い。でももっとひどい状況でがんばっている人もいるのだからゼイタクは言っていられません。がんばろう。