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歴史は繰り返す?2008/10/25(10:10)
歴史は繰り返す、とよく耳にする。競馬の世界でそんなことがあるのかどうか、ましてまだ69回しか行われていない菊花賞でそんなことがありうるのかどうか、ハッキリ言ってわからないが、あってもいいんじゃないかとは思う。今年と異常なほどイメージがダブる年が04年である。何がダブるのか。
☆ダービー馬
04年キングカメハメハ
08年ディープスカイ
(ともに毎日杯、NHKマイルC、ダービー、神戸新聞杯というローテですべて勝利、菊花賞不出走)
☆菊花賞出走馬の重賞勝ち
04年コスモバルクが3勝で最多、あとは全馬1勝。
08年マイネスチャールズが2勝で最多、あとは全馬1勝。
(ともに弥生賞勝ち馬。セントライト記念で連対しての臨戦という点でも共通。馬主も同系列)
☆1番人気
04年ハーツクライ
08年(おそらく)オウケンブルースリ
(ともに神戸新聞杯3着馬)
なかなかダブりそうにないところがダブってくれているのが何ともそそられる。ここはもう飛びついてしまおう。さて、その年の1〜3着馬と、各馬の特徴を挙げていくと、
【1着・デルタブルース】
・前走で芝2500mの1000万条件を勝っての臨戦。
・鞍上は兵庫県競馬所属の岩田騎手。
【2着・ホオキパウェーブ】
・春のクラシック戦線では皐月賞不出走、ダービー9着
・セントライト記念2着で権利を取っての臨戦
・鞍上は横山典騎手
・オーナーは金子真人氏
【3着・オペラシチー】
・夏の小倉芝2000mで1000万条件勝ち
・朝日CC7着からの臨戦
これに当てはまりそうな馬を探すと、今年の場合は以下のようになりそう。
【1着候補・アグネススターチ】
・前走で芝2400mの1000万条件を勝っての臨戦
・鞍上は兵庫県競馬出身の赤木騎手
【2着候補・ノットアローン】
・春のクラシック戦線では皐月賞7着、ダービー不出走
・セントライト記念3着で権利を取っての臨戦
・鞍上は横山典騎手
・オーナーは金子真人氏
【3着候補・ホワイトピルグリム】
・夏の小倉芝2000mで1000万条件勝ち
・朝日CC7着からの臨戦
ここまでピッタリ嵌まる馬がいるものかというくらい嵌まってくれた。以上から、今回は3連単(3)→(2)→(16)の1点で勝負してみたい。
さて、これだけではなんなので、他にめぼしいデータをかいつまんで真面目なバージョンも。
☆「神戸新聞杯→菊花賞で3着以内」の馬の共通点
京都新聞杯が春に移動し、関西のTRが神戸新聞杯だけになった2000年以降、ここから臨んだ馬は12頭。そのうち11頭にはオープン勝利経験が、残る1頭にも重賞連対経験があった。これが最低条件。また、「神戸新聞杯は7着以内」の条件もあるので、この2点をクリアすることが必要。今年の神戸新聞杯組ではロードアリエスとベンチャーナインだけが残る。☆意外に多い、菊花賞制覇=重賞初制覇
http://wwwblog.keibabook.co.jp/pagesakai/2008/10/25.html#101004
菊花賞で重賞初制覇を成し遂げたのが86年以降の22年で10頭。86年メジロデュレン、88年スーパークリーク、90年メジロマックイーン、91年レオダーバン、92年ライスシャワー、95年マヤノトップガン、01年マンハッタンカフェ、02年ヒシミラクル、04年デルタブルース、06年ソングオブウインド。ちなみに、出走中、重賞最多勝馬が菊花賞を制した例は4例。うち2例は三冠馬。94年ナリタブライアン、96年ダンスインザダーク、97年マチカネフクキタル、05年ディープインパクト。マイネルチャールズには厳しいデータだ。
☆鞍上の菊花賞経験を重要視
68回を数える歴史の中で菊花賞初騎乗初制覇は15人、ここ30年では4人。ロードアリエス、シゲルフセルト、オウケンブルースリ、ダイワワイルドボアは消しの対象。
☆条件戦からの臨戦
条件戦から臨んで馬券に絡んだのは、86年以降の22年で5頭。86年メジロデュレン、90年メジロマックイーン、91年フジヤマケンザン、01年マイネルデスポット、04年デルタブルース。共通点は、「前走芝2400m以上で3着以内」今年の出走馬ではアグネススターチのみが該当。
以上から、残るのは(2)ノットアローン、(3)アグネススターチ、(15)ベンチャーナイン、(16)ホワイトピルグリムの4頭。いろいろ組み立てず、4頭ボックスで攻めるのが吉だろう。3連単なら24点、馬単12点、馬連6点だ。
明日になってあれこれ考えて後悔したくないのでさっき馬券を買いました。アグネススターチとシゲルフセルトの2頭を軸に3連単マルチ総流し。それと上に書いてあるアグネススターチ・ノットアローン・ホワイトピルグリムの3連単ボックス。あとはレースを見守るだけです。