無比なるもの

ライバルド猛時計77秒7/ダービー
2冠はいただき! 皐月賞アンライバルド(牡3、栗東・友道)が27日、Cウッドで6ハロン77秒7の猛時計をたたき出し、万全の態勢を整えダービー制覇へ大きく前進した。コンビを組んで4戦4勝の岩田康誠騎手(35)は自信を深めた。悠然と馬場に現れたその姿には風格が漂う。アンライバルドは、はるか前にいるアドマイヤダーリン(古馬1000万)ダノンフィーバー(3歳未勝利)を目標にスタートした。差は10馬身はあったが、直線半ばでは馬体が合った。ゴール前で最後のひと伸び。Cウッドで6ハロン77秒7、ラスト1ハロン12秒7の猛時計をたたき出した。2頭に半馬身先着してフィニッシュ。意気揚々と馬場から引き揚げた。パワフルな動きに、見守った岩田も自信を深めた。「一戦ごとの成長がある。落ち着いているのが何よりもいい。折り合い面の心配もなくなるし、ダービーへ向けて自信を得られる」。園田所属時代、岩田にとって日本ダービーは遠い存在だった。「最初に見たダービーがいつだったか覚えてない。ずっとテレビ観戦だったし」。夢舞台に立つのは4回目。それも人気馬で挑める。もちろん緊張はする。「この馬の力を信じて乗るだけ」。短い会見で4度も語った。結論はシンプルそのものだ。栗東から浦和競馬場に移動したジョッキーは、スマートファルコンさきたま杯(統一G3)を制し、弾みをつけた。馬にも人にも勢いがある。新馬戦、若駒S、スプリングS皐月賞。コンビを組んで4戦全勝の人馬の前に障害は見当たらない。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090528-499863.html

とうとう岩田くんもダービージョッキーですか。早かったなあ。