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池江郎師“最後の世代”は大物候補ぞろぞろ!
オークス、ダービーが終われば今度は来年のクラシックを目指す2歳馬の戦いが幕を開ける。来週末は阪神、福島、札幌の3場で新馬戦がスタート。“ラストイヤー”に懸ける名門・池江郎厩舎はヴェラブランカ(牝)、ダノンパッション(牡)の良血2頭で開幕ダッシュを狙う。春のクラシックは終わったばかり。それでも来年に向けて、もう動き出している。再来年2月いっぱいで定年となる池江郎師にとって、春のクラシックに挑むチャンスは来年がラストとなる。当然、厩舎サイドとしても力が入らないワケがない。池江助手の言葉から意気込みが伝わってくる。「今年の3歳は期待していた馬がなかなか勝てなくて、ダービーに出たのはアプレザンレーヴ(5着)だけ。来年は最後だし、1頭でも多く出したいね」今年も牡牝ともに春を意識させる、期待十分のラインアップだ。最大目標はまだまだ先でも、そこを見据えて早い時期から勝負を懸けていく。次の阪神開催でのデビューを予定しているのは2頭。アグネスタキオン産駒ダノンパッションは母スターズインハーアイズで、あのディープインパクトの甥(おい)っ子にあたる血統。偉大な叔父の調教パートナーも務めた池江助手が現状を報告する。「いい走り方をしているし、動きが素軽いね。体つきもスッキリしている。もうできているよ。いつでも動けると思う」初戦は未定だが、阪神8日目(7月12日)の芝1800メートルが有力。白星発進を目指して着々と態勢を整えている。もう1頭、クロフネ産駒の牝馬ヴェラブランカは母アドマイヤサンデーで半姉が昨年のオークストールポピーという血統。デビュー戦は阪神2日目(21日)の芝1600メートルだ。「血統が血統だし、やっぱり大物感あるね。牝馬の割におっとりしていて、落ち着きがある。先週の動きも良かったよ」まずはこの2頭を取り上げたが、他にも名牝トゥザヴィクトリーの仔トゥザグローリー(牡、父キングカメハメハ)、ゴールドアリュールの半弟ゴールスキー(牡、父ネオユニヴァース)など素質馬がズラリ。名門厩舎“最後の世代”の動向から目が離せない。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20090610003.html

そのうち指名しましょう。池江厩舎の馬で固めても良いですな。