嗚呼

tk33082009-06-23

タキオン突然死、死因不明で病理解剖
01年に無敗で皐月賞を制し、種牡馬としてもディープスカイダイワスカーレットなど多数の活躍馬を送り出しているアグネスタキオン(牡11)が22日午後、けい養先の社台スタリオンS(北海道安平町)で死んだ。馬房内で発見されており突然死とみられるが詳しい死因は不明。現在、病理解剖に回されている。サンデーサイレンス産駒のタキオンは現役時代、河内洋元騎手とのコンビで活躍。デビューから無敗のまま皐月賞を制したが、その後屈腱炎を発症し、わずか4戦で引退した。2戦目のラジオたんぱ杯3歳Sでは、後にダービーを勝ったジャングルポケット(2着)NHKマイルCを制したクロフネ(3着)を寄せ付けず、弥生賞では後の菊花賞マンハッタンカフェ(4着)を退けた。圧倒的な強さに、幻の3冠馬ともいわれた。1歳上の全兄アグネスフライトはダービーを制している。種牡馬としては、現役時以上の成功を収めた。初年度産駒のロジックがNHKマイルC(06年)を制覇。その後G1・4勝馬ダイワスカーレット、08年のダービー馬で、今週の宝塚記念で最有力のディープスカイを送り出した。08年はほかにキャプテントゥーレ皐月賞リトルアマポーラエリザベス女王杯を勝ち、産駒の年間総収得賞金が中央・地方合わせて34億7338万8500円を記録。95年から13年連続でリーディングサイヤーに君臨してきた父サンデーサイレンスに代わり、トップの座に就いた。昨年は種牡馬入り後、最多の230頭と交配している。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090623-509613.html

種牡馬アグネスタキオン号が死亡
2001年の現役引退後、社台スタリオンステーション(北海道勇払郡安平町)において繋養され、2008年度リーディングサイヤーに輝いたアグネスタキオン号(牡・11歳)が、6月22日(月)病気(急性心不全)のため死亡いたしました。
社台スタリオンステーション代表 吉田 照哉氏のコメント:「あまりに突然のことで、言葉を失っております。種牡馬入り直後から、ダイワスカーレットディープスカイキャプテントゥーレなど活躍馬を輩出してくれました。種牡馬として、成熟期に入り、これからますます強い馬を作れるという確信を持っていただけに、残念でなりません。今はただ、冥福を祈るばかりです。」

http://www.jra.go.jp/news/200906/062301.html

皐月賞の結果ページはこちら、そうしてこことかこことかはのちの種牡馬としての活躍を暗示させるモノでした。
ディープインパクトが3冠を達成した菊花賞の実況で馬場アナは「世界のホースマンよ見てくれ、これが日本近代競馬の結晶だ!」と叫びましたがディープより前に日本近代競馬の結晶は出現していたのです。
ダンツフレームがいなくなり、タキオンもいなくなってしまいました。2001年クラシック世代であと残っているのはジャングルポケットマンハッタンカフェたち。どうか日本の競馬界を頼みます。
日本馬が凱旋門賞を勝つのはサンデーサイレンスの3×4かタキオン・ディープの仔かだと思っていました。今年ブエナビスタが勝てなければ、SSの3×4が出てくるまでしばらく待ちましょう。
そうして今週の宝塚記念ディープスカイが、父に勝利を捧げる弔い合戦となりました。今までディープスカイは軽視していたのですが今回は勝ちなさい。勝ってロンシャンへ行きなさい。