今日のところは大器晩成ということに

遅咲き大江原121戦目の白星、同期は皇成
皇成の同期で2年目の大江原圭騎手(19)が、新潟4Rの障害未勝利戦をキングアーサーで勝ち、デビューから1年4カ月26日、121戦目でうれしい初勝利を飾った。障害の名手と言われた父隆(現助手)、伯父哲(現調教師)から受け継いだDNAが目覚めた。内にモタれるのを矯正しながら最終障害を跳ぶと、直線はユウタージャックとのたたき合いを首差制した。大江原は「馬に勝たせてもらいました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。同期の三浦、伊藤工が活躍しているだけに「正直、焦りはあったので本当にホッとした。うれしいです」とはにかんだ。競馬学校騎手過程卒業者で初勝利に要した時間は4番目に遅いが、まだ19歳。勝負はこれからだ。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090727-523646.html

大江原 通算121戦目の初勝利
デビュー2年目の大江原圭騎手(19=美浦・フリー)が、新潟4R・障害戦のキングアーサーで1着となり、JRA初勝利を挙げた。昨年3月の初騎乗以来、通算121戦目。好位から抜け出し、直線ではユウタージャックの猛追にあったが、首差しのいでゴールに飛び込んだ。「凄く気持ちがいい。馬の力が違うと思っていましたが、最後は“残ってくれ”と願っていた」と大江原。同期の三浦、伊藤工が白星を積み重ね、1期後輩の松山、国分兄弟らも次々と初勝利を挙げる中で、ようやくつかんだ1勝。「勝てなくて苦しい思いもしたけど、本当にうれしいです」。ファンを前に行われたインタビューで「やっと勝つことができたので、これからも応援よろしくお願いします」とあいさつすると、詰めかけたファンから「頑張れよ」の温かい声援が飛んでいた。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/07/27/09.html

大江原 史上4番目のスロー記録
新潟4Rで勝利した大江原は121戦目での初勝利だったが、初勝利まで最も騎乗回数を要したのは今村康成の136戦。大江原の初Vまでの所要期間は1年4カ月26日、最長は野崎孝仁の2年2カ月13日。ともに4番目に遅い記録。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/07/27/10.html

大江原の伯父・哲師「声出してしまった」
デビュー2年目の大江原圭(おおえはら・けい)騎手(19)=美・フリー=が26日の新潟4Rで待望の初勝利を挙げた。父の大江原隆調教助手(51)、伯父の大江原哲調教師(56)とも障害騎手として活躍したが、圭騎手のメモリアルVも障害戦。「やっと1つ勝てて本当に嬉しい」と本人は感激。三浦皇成騎手(19)=美・河野=も同期の勝利を喜んでいた。新潟競馬場に来場していた伯父の大江原哲調教師は、圭騎手を待ちかねるようにレース後は検量室の前に姿を見せた。「最後はヒヤヒヤしたね。普段、自分の管理馬では(応援の)声は出さないんだけど、きょうはちょっと声を出してしまったよ」と、甥のメモリアルVを自分のこと以上に喜んでいた。

http://www.sanspo.com/keiba/news/090727/kba0907270506007-n1.htm