トレード

スカイ引退種牡馬10数億円でダーレー移籍
昨年のダービー馬ディープスカイ(牡4、栗東・昆)が左前浅屈腱炎により引退、種牡馬入りが決まった。19日、昆貢師(51)が札幌競馬場で発表した。先週、滞在先の函館競馬場で発症が確認され、父アグネスタキオンの後継として期待が大きいことなどから種牡馬転身が決まった。北海道日高町ダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで新たなスタートを切る。宝塚記念後休養していたディープスカイは、北海道のファンタストCから8日に函館に入厩。脚元に熱があり馬場入りを控えていたが、19日の検査で屈腱炎と診断された。昆師は「(症状は)11%。オーナーに報告、相談し引退することになりました」と説明した。11%とは、屈腱断面で炎症を起こしている割合で、重度ではないという。「9カ月から1年程度で復帰できる程度と言われた。普通の馬なら復帰させられるが、これだけの馬なので中途半端には使えない」。NHKマイルC、ダービーを勝った競走能力に加え、アグネスタキオンが6月に死んだこともあり、生産界では種牡馬入りを望む声は多かった。トレードマネーは十数億円とみられる。昨年9月の神戸新聞杯が最後の勝利になった。天皇賞(秋)3着、ジャパンCでは2着に好走。昆師は「ジャパンC宝塚記念は取らせてあげたかった。いい産駒が出ると思うし、デビューするときには注目してほしい」と期待を寄せた。新天地ではアドマイヤムーンなどとともに、種牡馬生活に入る。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090820-533033.html

お父ちゃんに替わって良い仔を出してください。ダーレーに移籍してもホッカイドウにいることは変わりないのだから、がんばれ。