凱旋門賞行けよ〜〜〜!

ブエナ2着では…凱旋門賞断念
ブエナショックが札幌を襲った。単勝1・5倍のブエナビスタ(牝3、栗東・松田博)は大外強襲も届かず2着に敗れ、レース後には松田博資師(63)から凱旋門賞挑戦取りやめが発表された。今後は10月18日京都の秋華賞(G1、芝2000メートル)で、世代最強牝馬の走りを見せる。優勝は直線内をすくったヤマニンキングリー(牡4、栗東・河内)。女傑の追い上げを首差振り切った。大外からブエナビスタが加速する。大逆転劇を決めたオークスの再現へ。1完歩約7・7メートルのダイナミックな走りで前を追う。残りは1頭。「届くのか」。歓声が悲鳴に変わった。1馬身から半馬身。ヤマニンキングリーの外から馬体を並びかけるが届かない。結果は首差の2着。さすがの脚は見せたが、この首差がブエナの夢を奪った。「凱旋門賞断念」。レース確定後すぐに陣営は決断した。吉田勝己代表との協議を終えた松田博師は「勝ったらという条件だったから」と切り出し、フランス遠征は幻となった。昨年暮れの阪神JF1着後、桜花賞オークス制覇を条件に凱旋門賞挑戦プランが浮上。牝馬クラシックを突破し、出発日、現地の受け入れ厩舎まで決まったが、最後の古馬・牡馬との対戦でつまずいた。松田博師は前哨戦の合格ラインを「いつも通りやって差せなかったら仕方ない。負けるにしても見せ場をつくらないとな」と内容重視の発言をしていた。前半掛かり気味に進み、終始外を回っての首差惜敗には「あれでいいんじゃない? 早めに動くか、もう1完歩遅らせるかすればね」と評価。勝ちに等しい内容としながらも「(勝ちに)等しいじゃアカンねん」と、無念さをにじませた。遠征断念のもうひとつの理由は体調の維持にある。「目方が桜花賞と一緒(454キロ)だった。輸送したら減るんじゃないかな」と師。放牧から帰厩する際に480キロ程度あった体重は直前になって落ちた。フランスへの慣れない空輸と現地滞在での調整がどうかという課題が見つかった。安藤勝騎手もレース前から異変を感じ「久々のせいか返し馬でも力んでいた。本当はもう少し後ろから行きたかったが、気が乗りすぎてカーッと行っちゃった」と振り返った。それでも力は示した。「追ってからはグンと伸びているからね。勝った馬が一番いいところを回った。その差」。凱旋門賞断念については「無理することはないから」と今後を思いやった。ブエナビスタの夢は、秋華賞での“牝馬3冠”にかじを切る。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090824-534706.html

エイシンプレストンは国内ではイマイチの馬でしたが香港ではバカ勝ちしました。行ってみないと分からないのです。ブエナビスタなら、そうして3歳牝馬のあの斤量なら何とかなる可能性があるのに・・・、逃げるのか〜〜〜〜!

行くことに意味があるのに、挑戦することに意味があるのに、ブエナビスタなら何とかなる可能性があるのに・・・。

言いたくはないけれど、たとえばブエナビスタが角居厩舎や村山厩舎や小島厩舎ならと思うと、世界に名をとどろかせることができたかも知れないのに残念です。