ディープスカイ引退式

ディープスカイ号の引退式が、札幌競馬場において最終レース終了後に行われました。
○馬主:深見 敏男氏のコメント
ディープスカイ号は、私たちにとって、一生掛かってもなかなか経験することのできない感動と夢を与えてくれました。日本ダービーの4コーナーを回ってからの大外一気の差しきりは今でも鮮明に思い出すことができます。今秋も感動をと思っていたのですが、残念ながら本日引退します。今後は、アグネスタキオン号の後継種牡馬として、素晴らしい子供たちを作ってくれればと思います。ファンの皆様、温かい応援をありがとうございました。」
○昆 貢調教師のコメント
「最初は弱くてケアが大変でしたが、必ず走ってくれると確信を持っていました。それでも、日本ダービー制覇の時は信じることができませんでした。3歳では頂点を極めましたが、古馬では惜しいレースが続いていたので、ディープスカイ号の子供では、ぜひ古馬の大きいところを取ることができればと思います。」
○四位 洋文騎手のコメント
「初めて跨ったときは、ちょっと臆病なところがあり、幼さの残った馬でした。それが、日本ダービーでは大外に出してから届いてくれて、最高の気持ちでした。電話で引退を聞いた時は、今秋こそと思っていたので、ショックでした。サラブレッドにとって、故障は仕方のないことでもあるので、気持ちを切り替えて、ディープスカイ号の子供でまた大きなレースを勝てればと思います。」
○堂本 和裕厩務員のコメント
「初めて厩舎に入って来たときは、線は細かったのですが、バランスがよい馬だと思いました。日本ダービーを勝った後も、自分にとっては、ダービー馬というよりも、やはりディープスカイ号でした。本当に人なつこく、可愛い馬でした。」
○生産者:水上 行雄氏(笠松牧場 代表)のコメント
日本ダービーは、東京競馬場で見ましたが、ゴールした瞬間は、感動と感激でいっぱいでした。またディープスカイ号の子供を生産して、競馬場に応援に来たいと思います。」

http://www.jra.go.jp/news/200908/083003.html

引退式の映像はこちら、何にせよ引退式ってのは悲しいモンです。今後はお父ちゃんの代わりに良い仔を出してください。