ユーイチくんの開幕

祐一快気祝いだ!35日ぶり復帰で14頭騎乗
祐一が快気祝いだ。12月19日の阪神競馬で落馬、右ひじの靱帯(じんたい)損傷で休養していた福永祐一騎手(33)が、今週23日の京都競馬で35日ぶりに復帰する。「はじめから無理して競馬に乗るつもりはなかった。痛いところはない」と万全の状態を強調する。10年最初の競馬は土、日で14頭に騎乗。復帰初勝利を狙える布陣だ。落馬負傷から35日ぶりの復帰に福永は「ほかの人よりは乗りたいモチベーションは高いだろうね。飢えてるから」。3週間遅れの“開幕”に「今年初めてという感覚はない。騎乗停止明けみたいな感じ」と話した。「どこも痛くないのが何より。どこか痛いと、かばってバランスが悪くなったりするから」。今週の火〜木曜と調教をつけて感覚をチェック。「何も問題なかったけど、筋肉痛にはなったね(笑い」。ひじ関節の脱きゅうと靱帯損傷の診断が出てからは、気持ちを切り替えて治療とリハビリに専念。「靱帯が切れたというよりは伸びたような感覚」。1月6日にギプスが取れるまで食事は左手1本。「温泉でも行ってゆっくり治そうかと思っていたら、すぐにギブスを巻かれたので行けなかった」と笑う。今週は14頭がスタンバイしており、自ら白星で快気祝いを狙う。日曜重賞の平安Sはユウキタイティと初コンビ。1400メートルの前走が0秒4差7着。先行馬がそろっているだけに前崩れなら、4勝を挙げている得意の1800メートルで出番も。復帰週いきなりの重賞Vで“スター性”を見せつける可能性はある。

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