園田の岩田

岩田、悲願のゴールデンJC初優勝
全国の2000勝以上を挙げている名手12騎手が集結した「第18回ゴールデンジョッキーカップ」は18日、園田競馬場で2鞍による総合ポイント制で覇を競い、26点を獲得した岩田康誠騎手(35)=JRA=が、初の総合優勝を飾った。2位は同点の有馬澄男騎手(52)=兵庫、3位は25点で内田利雄騎手(48)=浦和=となった。(同点の場合は最終レースの上位着順で決定)
8R「ファイティングジョッキー賞」でホワイトイチとコンビを組んだ岩田。後方待機から直線にかける走法で6着。レディブルームに騎乗の有馬も4着と無難なスタートを切った。スナークホーオーをエスコートした武豊が、5度目の出場で初勝利を挙げ、優勝候補の筆頭に躍り出た。優勝の行方はメーン10R「エキサイティングジョッキー賞」へ。ザサンデーアミフジの手綱を押して有馬が主導権を奪う。絶好の2番手をキープしたのはシルクストラーダの岩田。直線鞍上の追い出しに呼応したストラーダが一気に突き抜けた。「パドックで人気を見たら、1番人気になっていたのでびっくりした」と岩田は語る。一昨年は総合2位、昨年は3位と優勝にあと一歩届かなかった岩田。「出場するだけでもうれしいのに、優勝できて光栄です」と破格の笑顔で締めくくった。

http://www.daily.co.jp/horse/2010/02/19/0002723638.shtml