ダービー軸馬

ルーラーシップ精神面も成長／ダービー
ルーラーシップはレース経験を積みながらダービーへの権利をつかんだ。酒井助手は「入厩した時から馬格、血統ともに素晴らしかった」と話すように、注目の１頭だ。「精神面を含めて成長している」と上積みを見込んでいる。名牝エアグルーヴの子としては初めてのダービー出走。騎乗機会２連勝中の四位騎手を背に、どんな走りを見せるか。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20100525-633596.html

ルーラーシップ、僚馬の２冠阻止だ
ヴィクトワールピサと同厩舎のルーラーシップも大舞台へ燃える。「ピサとルーラーは意図的に分けて追い切っている」（酒井助手）と、厩舎内でもライバル意識をかき立てている。「血統背景、素晴らしい馬格からも当初から期待が大きく、ダービーの舞台に送り出せることで正直ホッとしている。プリンシパルＳは、この馬の力を再認識できた。やはり素質は凄い」と酒井助手。僚馬の２冠に待ったをかけるか。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2010/05/25/05.html

ルーラー最強の血が騒ぐ！！
競馬の祭典、日本ダービーウイークに突入した。ホースマンなら誰もが目指すダービーだが、その中でも生まれる前から期待が大きかったのがルーラーシップ。父が０４年ダービー馬キングカメハメハ、母が９６年オークス馬エアグルーヴとまさに東京芝２４００メートルのクラシックを勝つための配合といえる。新コンビを組む四位洋文騎手（３７）がダービーを２勝している点も頼もしい。
予定より遠回りしてしまったが、大一番にきっちり間に合った。良血ルーラーシップがいよいよダービーを迎える。
全休日の２４日、滋賀県栗東トレーニングセンターの角居厩舎で取材に応じた酒井貴之調教助手は「間に合って正直ホッとしています。入厩当初からすごい馬格で、ダービーを意識していましたから」とゲートインできることに笑みを浮かべた。
「このお母さんの子らしいオーラを持っていると思います。極上の芸術品です」
０７年ダービーなどＧＩを７勝した名牝ウオッカを育てた角居勝彦調教師が、ここまでいうほどの逸材。祖母ダイナカールは８３年のオークス馬で、母エアグルーヴは９６年のオークスを勝ち、９７年には天皇賞（秋）を制覇して年度代表馬になった。半姉アドマイヤグルーヴ（父サンデーサイレンス）は０３、０４年とエリザベス女王杯を連覇。さらに０４年のＮＨＫマイルＣ＆ダービーの変則２冠馬の父キングカメハメハが今年の桜花賞＆オークス馬アパパネを出すなど勢いもあり、ルーラーシップの評価もここにきてグンと上がっている。
毎日杯で出遅れが影響して５着に敗れたため皐月賞の出走が不可能となったが、今年から１着馬にしかダービー優先出走権が与えられなくなったプリンシパルＳ（芝２０００メートル）で２着に４馬身差をつけ、レースレコード１分５９秒１をマークして圧勝。当時、手綱を取った横山典弘騎手も「ダービーでも面白い存在になるんじゃないかな」と高く評価した。
桜花賞組が断然優勢のオークスで、今年は桜花賞には出走せずサンスポ賞フローラＳを勝って挑んだサンテミリオンがアパパネと首位を分けた。皐月賞組が有利なダービーも、ルーラーシップのプリンシパルＳの勝ちっぷりならば、という期待が高まっている。
四位洋文騎手と新コンビを組む点も心強い。０７年ウオッカ、０８年ディープスカイとダービーを連覇。昨年は参加していないため、史上初の騎乗機会３連覇がかかる。歴史的名手の岡部幸雄さんでさえ「ダービーは他のＧＩとはまったく雰囲気が違う」と言うほど、平常心で臨むのが難しいレースだけに、２勝ジョッキーの騎乗は最高の切り札になる。
四位自身、０７年の勝利時には「涙が止まらなかった。（ジョッキーを）もうやめてもいい」、０８年は「最高に幸せです。今年も競馬の神様がボクの所に降りてきましたね」と他のＧＩでは聞けないコメントを残している。今年はルーラーシップを勝利に導いて、どんな名言を吐くのだろうか。

http://www.sanspo.com/keiba/news/100525/kba1005250509012-n1.htm

週の初めはアグネスワルツが軸と考えていたのに、当日その考えを翻してえらい目にあったオークス。その反省を込めてダービーの軸馬はもう変えません、ルーラーシップでいきます。今のところはルーラーシップとエイシンフラッシュの２頭から。・・・ってちょっと「ムリな穴狙い」かなあ？