再開

寛平アースマラソン再開、中継地点へ出発
米サンフランシスコで前立腺がん治療を終えたタレント、間寛平(60)が16日(日本時間17日)、中断していたマラソンとヨットで世界を一周する「アースマラソン」を再開するため、中央アジアトルクメニスタンへ向けて出発。搭乗前に取材に応じ、「一歩でも前に進むように頑張りたい」と完走を誓った。
4月からサンフランシスコで外部照射による治療を開始。最後に今月1日、陰嚢から前立腺の周りに16本のカテーテルを差して直接放射線を送り込むHDR(組織内照射)を行い、寛平は14時間に及ぶ長丁場を耐えて、治療が終了した。
妻、光代さん(52)の存在が不安な心を支えた。「2カ月間ずーっといて、ほんまギャグでいうように『いくつになっても甘えん坊』。よう迷惑かけたなぁ」としみじみ。
すでに1日10キロのランニングを始めているが、「めちゃめちゃ足が痛い。副作用かもわかりません。体力は以前の60%」。主治医からは「新しい細胞ができて治っていくから、痛いときは薬を飲め。ムリせんでいい」と助言されている。
朝夕の過ごしやすい時間を選んで走り、3カ月おきに血液検査を行いながらのレース再開。「どんなことあっても負けへんで! 痛みに負けへん! これから戦いに行ってきます!! 待っててください」。ゴールの大阪まで残り約8000キロだ。

http://www.sanspo.com/geino/news/100618/gnj1006180513019-n1.htm