地下700m

地上の家族へ笑顔送る チリ落盤事故、作業員の映像放映
チリ北部のサンホセ鉱山で起きた落盤事故で地下700メートルに閉じこめられている作業員たちの映像が26日、地元のテレビで放映された。地上から送られた高性能のカメラを使って作業員が撮影した。やせてはいるが元気そうで、カメラに手を振り、国歌を全員で歌った。
地元テレビによると、映像は40分以上の長さ。薄暗い中で上半身裸の作業員たちが、カメラに向かって笑顔を見せて手を振ったり、床に横になったりしている。ひげが伸びた人も目立つ。
案内役の作業員が、「これが、ドミノゲームに興じるスペースです」などと説明する。身支度をする場所もあり、狭い中にも、整然とした規律がみえる。
保健相によると、1人当たり平均10キロほど体重が落ちている。25日にはシリアルバー2本ずつを配り、1人当たり800キロカロリー程度を確保した。たばこを欲しがる作業員には、ニコチン入りのガムを配ったという。救急処置の資格を持つ作業員を中心に健康を管理している。
救出を待つ家族のキャンプには、多くのボランティアもいる。エクセキエル・リベラさん(46)は事故の直後から友達3人と、現場を訪れた。サンドイッチや鶏肉料理など一日600人分の食事を昼、夜と作って家族らに配っている。地下にいる作業員の1人は友達だ。「地上で支えたいよ」と話す。
香ばしいポップコーンを作って配っていたカルメン・ソレダさん(28)は、「苦い思いをしている人の生活を、ポップコーンで甘くしたくてきたの」と笑顔を見せた。
また、23日には多くの鉱山を持つチリの大富豪のレオナルド・ファルカス氏が、地下にいる33人一人ひとりに500万ペソ(約85万円)を寄付。全員にそれぞれの名義で銀行口座を開き、チリ全土の企業に総額100万ドル(約8500万円)の寄付を呼びかけている。

http://www.asahi.com/international/update/0827/TKY201008270480.html?ref=reca

今日の記事によると「5人がうつ」とのこと。そうしてみんな気付いていてもみんながまだ口にしないのは「排泄」。充分なスペースがあったとしても、ハナがもげそうに臭うことでしょう。4ヶ月間がんばれ。