武がディープインパクト産駒初騎乗

武ディープ産駒初騎乗 バラードを絶賛
新馬戦のスタートから4カ月、武豊騎手が意外にも初めてディープインパクト産駒にまたがった。
栗東で、大物感漂うダノンバラード(牡、栗東池江泰郎)の追い切りをつけた。ポリトラックを流れるように疾走し、6ハロン77秒1−11秒8の1番時計を計時。グランドチャペル(3歳500万)に3馬身半先着した。攻めは文句なしにA級だ。「乗り味がいいし、バランスもいい。乗りやすくて素直。体形はディープとは違うけど、気持ちのいい走りをする。しっかり乗り込んでいるのが伝わってくるし、夏からこの馬を楽しみにしていた」と絶賛した。母レディバラードは統一G3を2勝。体は460〜470キロほどで父よりひと回り大きい。
管理する池江泰郎師は「すごい迫力だった。2歳の走りじゃない。1ケタ、2ケタ違うね。スッとした走りは、ディープに一番似ているんじゃないか」と、こちらも大きな期待を寄せている。デビュー予定は菊花賞が行われる24日の京都芝1800メートル。08年にアンライバルドリーチザクラウンブエナビスタスリーロールス、昨年もローズキングダムヴィクトワールピサが出走した。今年も伝説が生まれるかもしれない。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20101015-690235.html