マイルチャンピオンシップ

tk33082010-11-20

サプレザ、勝利宣言!
2週連続で外国馬旋風を巻き起こす。昨年の3着馬サプレザが、京都競馬場のダートコースで最終追い切りを行った。リズミカルな動きで駆け抜け、調子の良さをアピール。昨年よりも馬体がひと回り大きくなって、走りに力強さが加わった。先週のエリザベス女王杯は、英のスノーフェアリーが圧勝。今週も外国馬が日本勢に立ちはだかる。なお、枠順は19日に確定し、馬券は20日に前日発売される。
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今年のサプレザは手ごわい。そう予感させた最終リハだった。昨年、披露した“軽快さ”はそのままに、今年は“重厚感”がプラスされている。リベンジへの本気度がひしひしと伝わってきた。
京都競馬場のダートコース。ヴィオン厩務員を背に、6F過ぎからピッチを上げた。馬場の内ラチ沿いをグングン加速し、手応え十分に直線へ。華奢(きゃしゃ)に映った昨年とは違い、フットワークは実に力強かった。ラスト100メートルはあえてセーブし、5F65秒9‐37秒9‐13秒0を計時。オーバーワークを避けた、理想的な内容だった。
見守ったコレ師は「1000メートルぐらい強く追って状態を見たかった」と調教の意図を説明。動きを確認し、満足げに「去年は初めてのヨーロッパ以外の遠征で、馬自身も若かった。1年たって落ち着きが出てきた。いい状態で臨めるよ」と言い切る。追い切り後の計量で460キロ(昨年は436キロ)。馬体の成長も一目瞭然(りょうぜん)だ。
今年の上半期は肺の病気を患って体調を崩したが、持ち直してからはG3→G1を連勝。勢いをつけて日本に乗り込んだ。持ち味は「安定していること。いつも100%の力を出そうとする」と指揮官。状態さえ良ければ、確実にV争いに加わってくる。
4回目の来日となるコレ師。「私自身が日本をよく知っているし、彼女にとっても日本でレースをすることはいい経験になる。ボーナスも魅力的だからね」。3着までに入線すれば、JRAから褒賞金が支給される。狙い澄ましての再来日だ。
「去年は勝ち馬(カンパニー)が強かったし、外枠もこたえた。それが一番の理由。今年はいい枠がほしい」と理想である内めの枠を引き当てられれば、勝機は十分とみる。主戦のスミヨンがダノンヨーヨーに騎乗するため、今回はルメールと新コンビ。「彼は日本で経験がある。心配はしていない」と全幅の信頼を寄せている。
さらに、日本の競馬ファンに向かって勝利宣言まで飛び出した。「ぜひ、サプレザに投票してください。とても勝つチャンスは大きいと思う。私の父がジャパンCを勝っているので(87年ルグロリュー)僕も日本で勝ったと報告したい。いいクリスマスを向こうで過ごせるようにね」。みなぎる自信。今週も外国馬から目が離せない。

http://www.daily.co.jp/horse/2010/11/19/0003617769.shtml

マイルチャンピオンシップの狙い馬は6ジョーカプチーノ、相手は1ファイングレインと13エーシンフォワード。敷津へは明日行くことにしましたので、朝WINS難波で買いましょう。