おお、勝ったか

フリオーソ“圧逃”GI5勝目
第60回川崎記念(26日、川崎11R、交流GI、4歳上オープン、定量、ダ・左2100メートル、1着本賞金6000万円、出走11頭)昨年のNAR年度代表馬フリオーソ(牡7、船橋川島正行厩舎)が圧倒的1番人気に応えて快勝した。タイムは2分14秒2(良)。2着にはメイショウタメトモ(牡6、栗東武田博厩舎)、3着にはボランタス(牡7、川崎・山崎尋美厩舎)が入った。なお、出走予定だった6番テスタマッタ(牡5歳、栗東村山明厩舎)は、疾病のため出走を取り消した。
フリオーソが2着に5馬身差をつける快勝で、3年連続2着だったレースでうっ憤を晴らした。スタートからハナを奪ってマイペースの逃げに持ち込むと、2周目3コーナーから他馬の手が動いて追走を始める中、フリオーソの手綱は持ったまま。直線では2番手に上がったメイショウタメトモらを突き放す楽勝だった。
フリオーソの鞍上、戸崎圭太騎手は「今日は負けられないという気持ちで乗りました。(5馬身差の圧勝で)気持ちがいいというか、いい走りをしてくれるなあということを感じながら乗っていました。2着が続いていたんですけども、まだまだこれからも走ってくれると思います」と相棒を労い、さらなる活躍を期待していた。
フリオーソは父ブライアンズタイム、母ファーザ、母父ミスタープロスペクターという血統。通算成績は33戦10勝。交流重賞は06年の全日本2歳優駿(GI)や07年のジャパンダートダービー(GI)、08年と10年帝王賞(GI)など8勝目。

http://www.sanspo.com/keiba/news/110126/kba1101261640015-n1.htm