日本人のカガミ

両陛下は毎日「自主節電」 東電の計画停電に合わせ
宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が福島第一原子力発電所事故に伴う東京電力計画停電に合わせ、皇居・御所で15日以降毎日、自主節電を続けていることを明らかにした。
羽毛田信吾長官らによると、御所では計画停電の第1グループに合わせて自主的に電源を切っている。17、18、22、23日は1日2回実施。東電が停電を見送った場合も実施しているという。
羽毛田長官によると、天皇陛下からは「大勢の被災者、苦しんでいる人たちがおり、電源すらない人もいる。私の体調を気遣ってくれるのはありがたいが、寒いのは厚着をすればいいだろう」「いつこういう事態があるかわからないし、こういうことはやってみないとわからないから、学ぶ機会ではないか」という趣旨の発言があったという。

http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY201103240364.html

そうして↓

那須御用邸の浴場、避難者に開放へ 宮内庁発表
東日本大震災で避難所生活を送る人に対し、宮内庁は24日、皇室関連施設の那須御用邸(栃木県那須町)の浴場を提供し、皇居内の宮内庁病院にも患者を受け入れると発表した。御料牧場(栃木県高根沢町芳賀町)は、卵や野菜などを提供するとしている。
同日記者会見した羽毛田信吾長官によると、天皇陛下から「ささやかでも宮内庁関連施設を役立ててもらえないか」と検討の指示を受けたという。
那須御用邸については、天皇陛下の静養中の随員が宿泊する「供奉(ぐぶ)員宿舎」の浴場を26日から那須町内に避難している人たちに利用してもらう。利用できるのは1日40人前後とみられ、その後も近隣自治体に避難している人たちの一部をバスで運び、温泉で心身を休めてもらう。栃木県から保健師を派遣してもらって健康相談窓口も開くという。
宮内庁病院は、東京都に避難している人のうち、安定はしているが常に病状を管理する必要があるお年寄りの患者について、10床を限度に受け入れる方向で都に申し出た。都内全体の医療機関の受け入れ体制に加わる。
御料牧場では、備蓄している鶏卵約千個、豚肉やソーセージの缶詰280缶、サツマイモ100キログラム、鶏肉の薫製などを25日に出荷し、栃木県内の避難所の調理施設に提供するとしている。

http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY201103240369.html