久賀さんもそう思いますか、私もそう思います

久しぶりに府中の場外発売が再開された。インフォメーションカウンターに義援金の募金箱があったので「よし、馬券取って義援金!」と気合入れたのはいいのだが、その気合はいささか空回りしてしまったようで土日ともに的中なし。いや、誌上予想以外のレースも含めてノーホーラに終わってしまったんだよねぇ。来週こそは・・・。
さて、先週に続いて書く機を逸していた出来事について書く。ドバイワールドカップ、勝っちゃいましたねぇヴィクトワールピサジャパンカップ8番人気だった馬がここまで登り詰めるとは驚いた。さらに言えば新馬戦でローズキングダムに子供扱いされていた馬だったのに・・・という話を有馬記念終了後にPOG仲間のPさんにしたらえらい怒られたんだっけ。いや、ヴィクトワールピサはPさんの指名馬、ローズキングダムは私の指名馬だったんだが。どこでこんなに差がついてしまったんだろうか。
それはさておき、ヴィクトワールピサが勝ったことはともかく、日本の馬が勝ったこと自体は実はそれほど驚いていない。単純に言えば日本の馬は世界に通用するだけのレベルにあると思っていたので。だってさぁ、世界で一番馬券売れている国の競馬がそんな低レベルだったらおかしいでしょ。金のあるところのレベルが高くなるのは経済的に考えて当然のことだ。毎週毎週せっせと馬券を買っている我々の勝利だよこれは(笑)。
ただ、日常の競馬でも「素質G1級」の馬が必ずしもG1を勝てる訳じゃないように、「勝てるはずだ」と「実際に勝つ」間には大きな壁があることもまた事実。ましてや海外遠征ともなるともはや異種格闘技戦みたいなもので、実際に行って走ってみるまで何がどうなるかわからんというのもある。だって、2400で2分20秒台前半が普通な国の競馬と2分30秒とか40秒とかかかることもある国の競馬って、ある意味別の競技やってるようなもんでしょ。いくら力はあると思っていても、そう簡単に勝てるものではない。それだけに実際に勝った陣営には素直に敬意を表したい。
ドバイを制したとなると、あとはやはり凱旋門賞何とかならんか、という思いがある。なんだかんだ言っても日本人にとって世界の頂点と言えば凱旋門賞だろう。日本の競馬は一流なのだから、挑戦し続けていればいつかきっとその日が来ると信じている。                 

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