やっぱりねえ

フラッシュ気合1発で5馬身先着
エイシンフラッシュ(牡4、藤原英)はCウッドの6ハロン標識からスタート。鮫島騎手(レースは内田騎手)とコンタクトを取りながら緩やかに加速を始めた。16秒6から15秒4、14秒5。時計にして約1秒。正確にラップを詰めながら直線へ。最後も流れるようなフットワークで末脚を伸ばし、ムチが1発入ったラスト1ハロンは11秒6で駆け抜けた。全体時計は84秒2−11秒6。7馬身半前方のゴッドエンブレム(古馬1600万)は5馬身後方へと追いやられた。
3歳時から調教で手綱を握る鮫島騎手は「先週より軽くなって乗りやすいです。ペースが上がってもムキにならない。今までで一番乗りやすいんじゃないですかね」と乗り味の変化を強調した。1週前の21日も6ハロン82秒1−11秒9で走っているが、前半折り合っていたように馬は平静を保っている。「あれより遅くても大丈夫ですよ。力んでいる感じもないし、落ちついてます」と穏やかに振り返った。
世界一世代のダービー馬として威厳を取り戻す。藤原英師は「今日は最後に気持ち良く抜け出してくれ、という指示。前半リラックスさせることを意識して馬をつくってきた。今は痛いところもなく、柔らかさがある」と計算ずくの仕上げを施してきた。
距離適性は未知だが、過去の天皇賞・春でダービー馬は11戦4勝2着3回と活躍を続けてきた歴史がある。4歳時に限定すれば8戦4勝、2着1回と勝率は5割。「今の3200メートルは瞬発力で勝負できる舞台。道中折り合って最後の切れを生かせれば」。府中で見せた究極の末脚が、淀の直線でも爆発するか。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20110428-767498.html

やっぱりねえ、ここ一番はエイシンフラッシュ。そうして相手は「最近どうしたのさ?」フォゲッタブル