連帯、その2

陸自陸前高田を撤収 園児ら感謝状と歌で送別 岩手
東日本大震災の発生翌日から岩手県陸前高田市で活動していた陸上自衛隊が20日、支援を終えた。市役所仮庁舎での式典では、保育園児らが「守ってくれてありがとう」と書いた手作りの感謝状を隊員に手渡し、歌で車を送り出した。
陸上自衛隊は市内で37人を救出。この4カ月余りの間に隊員のべ5万5532人ががれきの撤去や行方不明者の捜索、食事や風呂の提供などを続けた。
戸羽太市長は「人も物も情報もない中、自衛隊が市民を絶望のふちから救ってくれた」と感謝。陸自第5普通科連隊(青森市)の西帯野(にしおびの)輝男連隊長は「市民の心が通い、世界がびっくりするような復興を必ず遂げると確信している」とエールを送った。

http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY201107200443.html