函館2歳ステークス

持ち時計断然!メガトロン
今週は2歳初重賞、函館2歳S(G3、芝1200メートル、7日)が行われる。持ちタイムの面でリードするのが、開幕週のデビュー戦を快勝したコスモメガトロン(牡、清水英)だ。馬場状態が絶好だったとはいえ、今年の2歳で1200メートルを1分9秒台で走ったのは、この馬1頭だけ。それも残り1ハロンまで追い出しを我慢して出したタイムだった。初戦の走りを再現できれば、世代初の重賞ウイナーになるチャンスは十分ある。
前走後はビッグレッドファームに放牧に出され、7月21日に函館に再入厩した。山田助手は「いい状態で戻ってきました。デビュー前からすごくおっとりした馬。でも走るとすごい一生懸命になるんですよ」と話す。洗い場で目をトロンとさせる表情はリラックスモード全開。オンとオフの切り替えのうまい馬だ。1週前追い切りに続いて、7月31日の日曜にも丹内騎手がまたがり時計を出した。510キロの大きな馬体を、再び弾丸と化す準備はできている。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20110802-814217.html

函館2歳ステークスの狙いはコスモメガトロンとニシノカチヅクシ。ワイド1点で大勝負?