凱旋門賞へ

ヴィクト凱旋門賞へ向け美浦検疫厩舎入厩
フランス遠征に臨む日本馬4頭のうち3頭が3日、美浦トレセンの検疫厩舎に入厩した。凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=ロンシャン)で昨年7着の雪辱を期すヴィクトワールピサ(牡4、角居)は2日にフェリーで函館を出港し、この日の午前9時半に美浦に到着。滝川助手は「出国まで追い切りは行わない予定。普段は坂路調教だが現地が馬場調教なのでその練習をする」と気を引き締める。
美浦で調整している昨年の凱旋門賞2着ナカヤマフェスタ(牡5、二ノ宮)は角馬場の直線を往復する運動を行った後に入厩。二ノ宮師は「向こうに行ってから馬の具合に合わせて本格的な調教を行う予定」と見通しを立てる。同厩舎のナカヤマナイト(牡3)はウッドコースで追い切られ、5ハロン70秒4−13秒5を計時。三浦助手は「精神的にずいぶん強くなったよ」と手応えを明かした。3頭は9日まで輸出検疫を行い、10日午前に直行便で出国する予定。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20110804-815254.html

ヒルノダムール栗東で検疫馬房へ移動
春の天皇賞ヒルノダムール(牡4、昆)が3日、栗東トレセン内の検疫馬房に移った。7月に入ってから坂路でラスト12、11秒台の追い切りを8本消化。「すこぶる順調。いつでもピッチを上げられるようにやってきています。現時点で馬体重は480キロぐらいある」と上籠助手。9日に栗東を出発して10日に成田から出国、9月11日のフォワ賞(G2、芝2400メートル)から凱旋門賞に向かう。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20110804-815260.html