ウエス・デーヤン・オーチス・サノヤス

tk33082012-03-23

あの頃の祖父母は樋口綿繊維(株)という会社をやってまして。仕事はウエスの販売です。針金でくくった100kgくらいの古着の塊(「カク」と呼んでいました)を仕入れ、材質別に選別して使いやすい大きさに裁断して小分け。ときどきまだ着られそうな服が出てくることもあり「デーヤン」と呼んで着ていました。
そうしてその小分けしたウエスを得意先に配達していたのが父でした。ときどき配達について行くこともあり、いまだに覚えているのはオーチスであったり佐野安であったり。
オーチスはエレベータを作っている会社で何年か前の「シンドラー騒動」の時は「オーチス事故起こすなよ」とドキドキしていたのを思い出します。佐野安(いまはサノヤスらしい)は造船所で、ここで生まれて初めて進水式というものを見ました。