献体

tk33082012-08-20

医師の手術訓練にも献体使用 ルール明確化へ学会指針
医学の教育・研究のために提供された遺体(献体)を、医学生の解剖実習だけでなく医師の手術訓練にも使うための指針を、日本外科学会と日本解剖学会が作った。外国では、医師の技術の向上のために広く遺体が使われているが、日本では指針がなかった。
近年、内視鏡の画像を見ながら細かい作業をするような難しい手術が増えている。また、脳血管や耳など構造が複雑な部分の手術は模型や動物を使った訓練では技術を習得しにくく、実際の人体を使って技術を学ぶ必要性が高まっている。
しかし、解剖の目的や実施方法を規定している「死体解剖保存法」には、手術の訓練に遺体を使うときの明確なルールがない。このため「刑法の死体損壊罪に問われかねない」との考えもあり、医師は献体を使うことをためらってきた。

http://www.asahi.com/science/update/0820/TKY201208200113.html

父は市大病院に献体の登録をしており、今は防腐処理の真っ最中。お葬式の日に担当者が来て話ししてくれた内容は・・・
「市大病院にお連れしてから7〜8ヶ月かけて防腐処理する」「その後3年ほどおいて、3年生が解剖実習に使わせてもらう」「なので、お骨をお返しできるのは4年後」とのことでした。この献体、市大病院だけかもしれませんが、希望者が多くて制限かかっています。たしかみおつくし会は「大阪市在住の70歳以上」という条件だったはず。もし上のように、実習以外にも使われるようになったらこんな制限はなくなって希望する人はみな登録できるようになるかな。