ダワーニャミーン・ビャンバドルジ

横綱日馬富士が誕生 「全身全霊で精進」
日本相撲協会は26日朝、東京・国技館で審判部による「番付編成会議」を開き、満場一致で、2場所連続の全勝優勝を果たした大関日馬富士(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=を「70代横綱」に推挙した。直後に開かれた臨時理事会で承認され、新横綱日馬富士が誕生した。
相撲協会はただちに、理事の八角広報部長(元横綱北勝海)を正使に、一門の審判委員の玉垣親方(元小結智乃花)を副使とする昇進伝達の使者を派遣。東京都江東区の伊勢ケ浜部屋を訪れ、日馬富士と伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に横綱昇進を伝えた。
髪を大いちょうに結い、五つ紋の羽織(はおり)袴(はかま)の正装に身を包んだ日馬富士は両手をつき、「横綱を自覚して、全身全霊で相撲道に精進します」と口上を述べた。
日馬富士の土俵入りは、同じ一門の白鵬や師匠と同じ、不知火(しらぬい)型。28日午後に東京・明治神宮で行われる横綱推挙状の授与後に、初披露される。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201209260153.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201209260153