事例研究会で考えたこと

昨日のベネッセの会は柏原東の首席二人が来て実践発表。年間の遅刻総数が822人ということでどんなえげつない指導をしてるかと思えばウチと似た感じ。似たようなことをやっているのになぜにこんなに差がでる?と考えて唸っていたのですが、まず思ったのは教師の本気さの違い。ウチの若いのは真面目は真面目なのですが、経験不足は否めず「ここ一番」で腰砕けになったりなし崩しになったりするからなあ。徹底的に本気でやり抜けばイケると思うのですが。
もう1つは普通科である柏原東と総合学科であるウチとの違い。生徒と教師の散らばり方は、おそらく教室・芸術教室・LAN教室・グラウンドくらいで授業は完結し、ときどき調理室やら理科実験室が出てくるだけの柏原東とは比べるべくもありません。ここら辺は工科高校に範を求めて今後考えていかなくてはならないでしょう。
しかし柏原東が「統廃合のおかげで八尾東・池島・清友がなくなり今まで入ってこなかった上位層が入ってきたので、今までなら入学後に手がかかっていた層を切ることができた」と言うのならウチは「学校改革を進めてきたおかげでずいぶん学校の中が落ち着いてきた」のだから、もうひと押しふた押し仕掛けをこしらえたら面白くなると思うのですが。時間はたっぷりあるので考えましょう。