サレンダーモンキー

サレンダー・モンキー(英語 :surrender monkeys、降伏するサル)は、フランス人ないしその軍隊(フランス軍)を指す民族差別用語。「Cheese-eating surrender monkeys(チーズを食べながら降伏するサル野郎ども)」という台詞が全文であり、サレンダーモンキーはその略称にあたる。
1995年にフロッグ(蛙野郎、蛙食い)などの伝統的なフランスへの蔑称に続く形で現れ、短期間で広い周知を獲得した。当初は非公式的なスラングであったが、次第に公の場でも使用されるようになっていった。イラク戦争でのフランコフォビア(嫌仏感情)がアメリカなどで高まる中、英語圏のインターネットでも盛んにフランス軍の「敗北の歴史」を嘲笑するエスニックジョークが盛んになった。こうした流れは伝統的なものだが、若い世代に認識を継承させたという点で重要といえる。
後にオックスフォード引用句辞典は「サレンダー・モンキー」を政治的用語として登録した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC