静かな授業

どんなにおもしろい内容でもどんなにためになる内容でもどんなにすばらしい授業でも教室が騒がしかったら意味がありません。「いや少々騒がしくても生徒はチャンと聞いている」なんていうのは嘘です。騒がしくしている生徒はまず話しを聞いていないし、そのまわりのチャンと話しを聞こうと思っている生徒もまわりのうるささで辟易して聞く気がなくなることもあるかもしれません。
どう静かな授業を展開するかはヒトそれぞれでしょうが私の場合は、生徒を注意したらその生徒が反応を返してこちらの思うように行動するようになるまで指導し続けます。些細なことで「ま、ええか」と思うようなことでも指導します。
だいたい4月いっぱいは授業しながら私のやり方に慣れてもらう期間と割り切っています。だから少なくとも4月中は授業中笑いませんし冗談も言いません。
最初から冗談言ってニコニコしているセンセが急に大きな声を出して怒ってもインパクトはなく印象を悪くするだけですが、いつもムスッとして眉間にしわ寄せているセンセがある日突然ニコッと笑って冗談言ったらインパクト強くて好印象を与えます。4月〜5月は授業秩序作りと割り切って、私はやっています。