最後の和歌山

7時25分難波発の和歌山市行き区間急行に乗れるよう家を出てなんばへ。難波から山ほどの中高生が乗ってきたのですが胸のセーターのエンブレムが「SN」てのがどこじゃろう?と思案していたらカバンに「Seifu Nankai」と。おお、これがあの秀才高校の生徒らかあと感心して見ていたら何人かがむちゃくちゃゲスいエロ話を始めたので日本の将来が心配になりました。他の学生は堺で降りたのですが彼らは羽衣で降りてなんか乗り換え待ちの風情。支線に乗り換えるのでしょうかね。
和歌山大学前に着いたのが8時32分、歩いたらけっこう時間がかかり開始5分前に教室にとびこみました。前の席しか空いてないかと思っていたら廊下から2列目の最後尾が空いていてラッキー。9時からちょっとオリエンテーションみたいなことをしてから講義開始、先生は声と話し方が平板なのに話し好きらしく時折ギャグを放り込んでくるのですがオーディエンスの反応はイマイチ。今日の講義は「地域の変貌を解明する手法」というモノで地図を見ていろいろやるのかと思っていたらすべて講義でワークはなし。でもまあ興味深い内容もあり午前中の講義での「和歌山県在日コリアン」という話題は興味深いモノでした。講義開始30分あたりで沈没者3名、その後も続々と入れ替わり立ち替わり沈没者続出。起きてはいるけれどスマホさわっている者もいてせめて私は真剣に話しを聞こうとがんばり、目で「がんばれ」とエールを送り続ける。しかし中には熱心な人もいてとなりのおばちゃんはレジュメにびっしり書き込みしていてびっくり。
なんとか1日講義を受け続け、最後の認定試験は地図の比較から地域変貌の読み取り。何とかいくつかの項目についてあーだこーだ書いて提出。
これで教員免許更新講習も終わり、あとは送られてきた証明書を府教委に送るだけ。帰りの電車の中ではちょっとだけ晴れ晴れした気分になりました。