テスト3日前

1限2−1数IIαは自習、3限首席連絡会はあっさり終了。昼休みは予算委員会を開いて査定額と今後の方針の確認、56限はテスト前最後のビジキャリで1分間スピーチのお題は先週と似た感じで「かっこいい大人になる為には」、生徒らが一生懸命書いていたので私も書いてみました。

教師になってすぐの頃「どうしたらかっこいい先生になれるだろうか」と考えていた。まず授業がわかりやすいこと、経験からわかっていたのは授業がわかりにくいと生徒はそっぽを向いてはなしを聞いてくれないということ。なので何はともあれわかりやすい授業をめざすことにした。しかしどんなにすばらしい内容であっても生徒が聞いてくれなくては意味がないし、同じことを何回もはなさなくてはならず効率がわるい。そのためには生徒を静かにさせて前を向かさないといけない。それから半年かけて静かな授業ができるようになった。ただその代償として、脅迫状が来たり変なものが送られてきたりして不愉快な思いはしたけれど。
次はわかりやすい授業の追求である。生徒を集中させれば何とかなるのではないかととにかく指名して質問して答えさせた。50分の授業中にほぼクラス全員の48人くらいに発問した。そうして問題を指名して板書させるということも実践した。また問題集を解かせて提出させるため「演習プリント」というプリントを作って毎回宿題を提出させた。
他にわかりやすい授業をめざすために考えたのは毎時間の終わりにその時間の理解度アンケートを書かせること、先輩でクラスの生徒のひとりひとりに対して日記指導をしている人がいてそこからヒントを得た。
何年かそうした授業を続けていくうち「清見センセの授業はわかりやすい」と生徒らが言うようになり「かっこいい先生」の第1歩を踏み出せたのではないかとあのころ思った。
そうして先輩に言われたのは「豊かな40代50代を迎えるためにはいろんなことを勉強せえ」ということでいろんなことに挑戦した。30年前はまだ一般的でなかったパソコン。クラブ指導での競技スキーや白馬岳登山、いろんなことに挑戦し内面をみがいてきたつもりだがあれから30年。はたしてかっこいい先生になれたかどうかはまだわからない。

まあちょっと美化して書いているところもあります(笑)

7限1−2数Iは自習、放課後のポスター用集合写真撮影は4件。今日は無事に撮れました。撮影はあと5校分、明日3校とあさって2校で終わり。総務の担当者にはそのあとポスター作りという最大のヤマが待っています。こないだ試作品を見せてもらいましたがなかなかええできばえでした。