フェブラリーステークス→ドバイ

tk33082007-12-26

有馬記念では惜しくも2着に敗れたダイワスカーレットは、ドバイ遠征前にフェブラリーSを使うプランが浮上した
有馬記念2着のダイワスカーレット(牝3=松田国)がダートG1フェブラリーS(2月24日、東京1600メートル)に参戦する可能性が出てきた。25日、松田国師が明らかにした。
来春の最大目標を3月29日のドバイワールドCデー諸競走(ナドアルシバ競馬場でG1・4レース施行)に置いているが、それまでに国内で1戦挟むかについて、同師は「状態を把握してからですが考えられるのはフェブラリーS」と初のダート挑戦も視野に入れていることを明言した。ドバイワールドCデー諸競走の選択肢として挙がっているのは、世界最高賞金レースのドバイワールドC(ダート2000メートル)とドバイデューティフリー(芝1777メートル)のG1・2レース。「距離を考えるとこのどちらかになる。あとは相手関係を精査して考えたい」と語るが、フェブラリーSの走りでダート適性を見極めておく狙いもある。フェブラリーS定量戦のため55キロで出走できる上、ローテーションもドバイまで約1カ月と理想的だ。
25日には調教を再開。約1時間の引き運動で体をほぐした。「カイバも食べているし、イライラもしていない。(古馬となる)来年の完成に向かってどう進化していくか楽しみ」と語る同師。桜花賞秋華賞エリザベス女王杯と芝のG1・3連勝を飾った現役最強牝馬のダート挑戦から目が離せない。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/12/26/01.html