妹骨折

ディープインパクトの半妹ヴェルザンディ骨折、春絶望
ヴェルザンディ、春絶望−。19日の京都競馬で2勝目を挙げ、牝馬クラシックの最有力候補となっていたディープインパクトの半妹ヴェルザンディ(栗・池江郎、牝3、父アグネスタキオン、母ウインドインハーヘア、母の父アルザオ)が、左後肢を骨折していることが、23日に分かった。同馬は19日の京都6R(3歳500万下、芝1600メートル)で、藤岡佑介騎手が騎乗して未勝利戦に続く連勝を飾ったが、帰厩後に歩様に異常が認められて、池江郎調教師も「最初は筋肉痛かとも思ったが、歩様に乱れが生じている」と不安を明らかにしていた。当初は24日にレントゲン検査を受ける予定だったが、検査を23日の午後に早めた結果、飛節の骨折が判明、全治6カ月と診断された。近日中に放牧に出される予定だ。
デビュー戦3着で、通算3戦2勝。無敗で05年の牡馬3冠を制したディープインパクト(父サンデーサイレンス)の半妹として、牝馬クラシック(桜花賞オークス)への視界が広がった矢先だけに残念な戦線離脱。順調ならば、チューリップ賞(3月8日)から、桜花賞(4月13日)を目指すはずだった。なお3歳牝馬戦線では、屈腱炎で引退したドリームジャーニーの半妹アルスノヴァ(栗・池江寿)に続く大物有力馬のリタイアとなった。

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