不幸中のさいわい

2番人気フィールドルージュが3コーナー手前で競走中止した。スタート直後につまずき、自らの左後肢で左前脚をぶつけて落鉄。異常を察知した横山典はスタート後400メートル過ぎで馬を止めて下馬した。レース後、横山典は「大事に至らなければいいけど」と沈痛の表情で引き揚げてきた。
東京競馬場内の馬診療所でX線検査などを行った結果、患部は出血し、ツメもはがれていたが、骨や腱の損傷はなかった(診断名は左肩ハ行)という。西園師は「スタート後の1完歩目でつまずいた時に蹄球部をぶつけ、血だらけになっていた。あのまま競走を続けていれば、大変なアクシデントになっていたので、横山典君が止めてくれたのは良かったと思う。多くの方に支持してもらっただけに申し訳ない」と話した。今後は放牧に出る予定。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/02/25/05.html