父越え

tk33082008-09-19

ユーイチ、父・洋一氏まであと「3」
偉大なる父を超えるときが来た。福永祐一は現在JRA通算980勝。父・洋一氏が持つ983勝にあと3勝と迫った。「今開催中には達成できると思う。焦っても仕方がない。いつか超えるから」と冷静だが、意識はしている。父は70年から78年まで9年連続でリーディングジョッキーを獲得。エリモジョージで76年の天皇賞・春を制するなど、天才として名をはせたが、79年毎日杯での落馬事故で、30歳にして引退を余儀なくされた。今週も騎乗馬が多く集まった。一気に決める可能性も十分だ。ローズSのムードインディゴ栗東坂路で感触を確かめた。4F52秒8-38秒9-13秒1。5馬身先着を決めた。「出来は良くなっているけど、ノメっていた。雨は良くないので、週末の馬場状態次第かな」と空模様を気にする。デビュー13年目。「最初は注目されている分、勝たなければと必死だった」と振り返った。今ではトップジョッキーのひとりとして活躍。“洋一氏の息子”のイメージは前面に出なくなった。12年間だった父のキャリアはすでに超えた。次は数字で抜く番だ。

http://www.daily.co.jp/horse/2008/09/19/0001458137.shtml

父の背中 追いつくまであと3勝
福永祐一騎手(31)は競馬学校の受験を一度失敗している。中学3年の時、試験を受けた。タイミングの悪いことに、足を骨折していた。実技試験で動くことができず、不合格の判定をされた。翌年、再び受験し、騎手の卵になることに成功した。騎手になりたいという強い気持ちがあった。その福永が先週までに中央競馬通算980勝を挙げ、父洋一さんの通算勝利数983まで、あと3勝に迫っている。洋一さんは天才の名をほしいままにした。1970年から9年連続で最多勝騎手になるなど変幻自在の騎乗で白星を重ねた。しかし79年3月、落馬事故で大けがを負い、引退を余儀なくされた。当時、祐一騎手は2歳。騎乗姿を見たことがなく、リハビリに励む姿だけが印象に残っているという。武豊騎手の活躍に刺激されて騎手を目指したが、母親に猛反対された。息子まで危険な職業に就くのがたまらなかった。が、祐一騎手の意志は固かった。96年のデビュー以来、「福永2世」という重圧にも負けず、99年の桜花賞プリモディーネ)などG1競走13勝。さらにシーザリオエイシンプレストンとのコンビで海外でもビッグタイトルをものにした。数字の上で、父を超える日が近づいた。

http://www.asahi.com/sports/column/TKY200809190170.html

今週は何となくユーイチウイークになりそうな気が・・・。