来た来たキタ――――――――!

tk33082008-12-19

デピュティ1番時計坂路50秒7/有馬記念
来週28日の有馬記念(G1、芝2500メートル=中山)に向けて18日、エイシンデピュティ(牡6、栗東・野元)が栗東坂路で1週前追い切りを行った。美浦から駆けつけた内田博幸騎手を背に4ハロン50秒7の坂路1番時計をマーク。宝塚記念制覇以来6カ月ぶりの不安を一掃する抜群の動きを披露した。G1馬の脚力を存分に見せつけた。坂路に登場したエイシンデピュティは、内田騎手を背にテンから一気に加速した。1ハロン目からのラップは13秒2−12秒4−12秒2。ハロー(整地)直後とはいえ、最近の坂路は時計がかかる。しかし、並の馬なら脚があがるはずのラスト1ハロンも12秒9。全体4ハロン50秒7は、この日の1番時計だった。「いっぱいに行ってくれという指示。いい動きでした。体調がいいんでしょうね。だから、あれぐらいの時計が出るのだと思います」。内田騎手の評価も満点だった。「前へ行ってしぶとさを生かすのがこの馬の形。甘くはないだろうけど、自信を持って行きますよ」。宝塚記念に続いて同一年のグランプリ連覇に手応えを見せた。その宝塚記念から6カ月のブランクがあるが、脚元の不安もケアしながら、野元師は慎重に調整メニューを組み立ててきた。「もう(入厩して)3カ月くらいになるかな。いっぱいにやったのは今日がこの秋初めてだけど、15−15だけでも5回はやってきた。使う以上は、ちゃんと仕上げていかないとね」。帰厩後はプール調整も取り入れるなど、愛馬の仕上げに苦心してきた。その成果の一端が、この日の動きと時計。仕上がりの良さは一目瞭然(りょうぜん)だ。春の仁川で強豪を封じたスピードは、暮れの中山でも他馬の脅威となる。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20081219-441637.html

宝塚記念前の不安は鞍上だけでしたが、今はもうそんなことはありません。年初の京都金杯を勝ち、金鯱賞宝塚記念と連勝した1年の総決算です。有馬記念を勝ってエイシンデピュティ年度代表馬に!