地球シミュレータ

新型「地球シミュレータ」完成 高速でエコ
海洋研究開発機構が建設を進めてきたスーパーコンピューター地球シミュレータ」の新型機が完成し、横浜市金沢区の同機構横浜研究所で26日、報道陣に公開された。実際の計算速度は、従来の2.2倍に向上。より精度の高い温暖化予測などに役立てる。3月1日から運用を始める。地球シミュレータの従来機は02年から約2年半、世界のスパコンの性能ランキングでトップだった。しかし、高性能スパコンの開発が国内外で相次ぎ、昨年11月時点では73位に落ちていた。新型機は1秒間に131兆回(理論値)の計算ができ、同月時点のデータと比較すると、世界で18位程度、国内では1位に相当するという。NEC製で、工費と6年間のリース料は合わせて約189億円。640台のコンピューターをつないでいた従来機に対して、1台当たりの高性能化が進んだ新型機は160台ですみ、一気にスリムになった。稼働時の消費電力も、これまでの7〜8割に減る見込みだ。

http://www.asahi.com/science/update/0226/TKY200902260281.html

写真を見るとマシンがズラ〜っと並んでいます。消費電力が7〜8割に減るとは言ってもすごいんでしょうな。また放熱量も半端ではないはず。温暖化予測のためのマシンが温暖化を加速する、ちょっと複雑です。