中京1200mと東京1600mは別物ですが・・・

tk33082009-03-30

藤田ゲレイロ鮮やか逃げ切り/高松宮記念
ローレルゲレイロ(牡5、栗東・昆)が藤田伸二騎手(37)の絶妙のペース配分で鮮やかに逃げ切り、春のスプリント王に輝いた。1番人気スリープレスナイトを差し返し、9度目のG1挑戦で悲願達成。00年の覇者である父キングヘイローに続いた。4コーナー手前で藤田は確信した。ローレルゲレイロの抜群の手応えにしびれた。すぐ後ろから迫ったスリープレスナイトに1度は前に出られても、焦らなかった。短距離女王を差し返し、半馬身差をつけてゴール。右手をスタンドに突き上げ、新王者の首をたたき激走をねぎらった。「最初のコーナーにいい感じで入れた。4コーナーでは自信があった。差し返されたけど脚は残っていた。よく差し返したと褒めてあげたい」。過去10年で逃げ切りは02年のショウナンカンプ1頭だけ。中京1200メートルは逃げ馬に甘くない。だが、その7年前のあん上は藤田。当時と同様、絶妙のペース配分を施した。向正面の長い直線はオーバーペースを誘発し、急カーブのコーナーは後続の急追を招く。そんな魔のコースでスタミナを温存しながら単騎逃げに持ち込み、目標にされるリスクをアドバンテージに変えた。4着に敗れた昨年は、相手関係を見て急きょの参戦だった。藤田はドバイ遠征で騎乗できなかった。今年はジョッキーが「阪急杯から高松宮記念へ行こう」と進言。同じ考えだった昆師も即決した。ローテーションの早期決定が功を奏し、万全の仕上がりで臨めた。栗東坂路で猛時計を楽にマークする馬だが、当週は4ハロン52秒8とソフト。強い追い切りが必要ないほど仕上がっていた。藤田のブログは、スポーツ選手カテゴリーで上位にランクされる人気。この日もレース後には多くの祝福が寄せられ、本人もレース直後に喜びを伝えた。臨戦過程、調教、あん上の技術。すべてがかみ合って最高の結果が導かれた。次は安田記念(G1、芝1600メートル、6月7日=東京)がターゲットになる。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090330-476953.html

どうかなあ、安田記念は東京1600m。よく言われるように2000mを勝ちきるくらいのパワーとスタミナを持っていないと東京マイルは勝てません。適当なレースがないのもたしかですが中京の1200mを勝ったからといって次は安田記念!と言ってしまうのもどうかなあ。