そうかディープスカイも昆厩舎か

ローレル父子制覇!次は同僚対決だ!/高松宮記念
春のG1シーズンの開幕を告げる「第39回高松宮記念」が29日、中京競馬場で行われた。3番人気のローレルゲレイロが直線で一度はスリープレスナイトにかわされたが根性で差し返し、9度目のG1挑戦で悲願の初Vを飾った。00年の覇者キングヘイローとレース史上初となる父子制覇を成し遂げた。鞍上の藤田はこのレース最多の3勝目。ハートの強さを見せつけた。ゴールまで残り200メートル付近、逃げたローレルゲレイロは猛然と襲いかかってくる1番人気スリープレスナイトにかわされ、半馬身ほどリードを奪われた。並の精神力では乗り切れない厳しい状況。だが、ここから反撃に転じた。同じ13番枠から、このレースを制した父キングヘイローの魂が乗り移ったかのようだった。内ラチ沿いで驚異の二枚腰、最後は逆に半馬身出ていた。藤田が満面の笑みでたたえる。「すごくうれしかった。一回かわされてダメかなと思ったけど。(前半)自分の形に持ち込めた分だけ余力が残っていた。以前に乗っていた時から素質を感じて、この馬で大きいところを獲りたいと思ってたからね」その言葉通り、ゲートを出た瞬間は大外ジョイフルハートダッシュを決めていた。だが、02年ショウナンカンプで逃げ切った実績を持つ鞍上がハナを譲らず、最後までオツリを残す絶妙なペースに持ち込んだのだ。昆師にとっても会心のタイトル奪取だった。村田牧場で誕生後まもなく出会い「10年に一度の逸材」とほれ込んだ。期待どおりに新馬快勝。だが、その後は悔しい思いばかりが募った。3戦目以降すべて重賞を走り続けながらG1を含めて2着が実に5回。昨年は東京新聞杯阪急杯と重賞連勝を果たしたがG1では一歩及ばなかった。転機の一つは昨年の香港遠征にあった。坂路で4F49秒台を出すなど調教で抜群に動く。しかし外国勢の調整方法を参考に「レースで力を爆発させればいい」とソフトな仕上げに切り替えたのだ。次走は未定ながら安田記念が有力だ。「そこぐらいしか使うレースがないから仕方がないよね」。昆師が苦笑いする理由は厩舎のエース、ディープスカイとの対決になるからだ。G1奪取に成功したローレルゲレイロがダービー馬とともに春競馬をさらに盛り上げてくれそうだ。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/03/30/02.html

そうかディープスカイも出てきますか。そうしたらローレルゲレイロはペースメーカーかな。