掛かる

リーチ目の覚める坂路1番時計/ダービー
皐月賞で13着に終わったリーチザクラウンが、奇襲をかけてきた。橋口厩舎は木曜追いが主流だが、水曜朝になって、急きょ追い切りを強行した。騎乗を依頼された上村騎手でさえ「目が覚めた」と驚きを隠さない。併走馬に騎乗した小牧騎手も「びっくりした。でも先生の頭の中にはあったんじゃないかな」と言う。突然の予定変更でも、坂路の動きは破格だった。アイアンルック(3歳オープン)の1秒後からスピードあふれる動きで差を詰めた。ゴール前で馬体をぶつけ合っても、ひるまず前を見据えた。わずかに手が動いた程度で、800メートル50秒9−12秒3の1番時計をたたき出した。上村は「動きは見ての通り良かった。調教で乗る限り、掛かるところはない。レースになってみないとわからないけどね」と動きに関して合格点を与えた。2番人気の皐月賞で大敗したためか、ダービーウイークの橋口師は多くを語りたがらない。追い切り日変更には「みんなが見ていないうちに」とはぐらかした。それでも「前走は不完全燃焼だった。調教では折り合っていたが、競馬だと燃えるからね。状態面は全然問題ないよ」と時折いつもの笑顔を見せて話した。師はひそかに逆襲の炎を燃やしている。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090528-499860.html

この馬はレースに行くと必ず掛かります。特に東京2400mは発走がスタンド前、大歓声で興奮して飛び出してしまうでしょう。馬券からは真っ先に切る馬です。・・・とか何とか言ってたら馬券に絡んできたりしてね。