POGの季節

ダービーも終わり、そろそろ夏の新馬戦の季節。それと同時にPOGの季節です。昨期は散々でしたが、今期は良い馬を見つけて上位に食い込みましょう。

国枝厩舎が福島で2歳馬攻勢イオスに注目
ダービーも終わり、早くも来年のクラシックをにらむ熱い戦いが始まる。来週20日からいよいよ2歳新馬戦が3場(福島、阪神、札幌)で開幕。例年、早くから2歳馬をデビューさせる国枝栄師(54)は、福島に大挙5頭をスタンバイさせる。新種牡馬バゴ産駒イオス(牝)を筆頭に目が離せない。国枝厩舎の福島デビュー組といえば、昨年のダノンベルベールが挙げられる。5日目の新馬戦を勝ち上がり、年末には阪神JFで2着。世代トップクラスの実力馬は夏に始動していた。今年は2回福島だけで牝馬5頭がデビューを予定。スケジュール通りなら、毎週の新馬戦に出走馬を送り込む大攻勢となりそうだ。中でも注目は21日2日目の芝1200メートルに出走するイオス。3日に美浦坂路で800メートル54秒3−13秒0、7日にはラスト200メートルを12秒6と伸びのある走りを見せ、順調に仕上がりが進んでいる。国枝師は「走りがやわらかくて牝馬らしいよね。距離も長い方がいいだろう」とセールスポイントをアピールしていた。父は新種牡馬で04年凱旋門賞馬バゴ。母は03年オークス2着馬チューニーという血統の持ち主。父は欧州の重たい芝で活躍したが、走り自体は素軽い。「牡馬を見ればお父さんに似ているっていうのはわかるだろうが、牝馬だからまだわからないね。牝馬は一般的に重くならないし」。現段階ではサンデーサイレンスの血を引く母親似のようだ。現3歳世代は新種牡馬の当たり年となった。ネオユニヴァース皐月賞アンライバルド)ダービー(ロジユニヴァース)と父としてもクラシックを制覇。キングカメハメハも重賞を制している。今年はバゴやデュランダルなど新種牡馬から大物が出るのか。まずはデビュー第一陣の走りに視線が集まる。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090609-504464.html

良血スプンキー福島デビュー、父はJC馬
05年のジャパンCアルカセット産駒が福島でデビュー予定だ。スプンキーウーマン(牝、尾形)は83年オークスダイナカールを曾祖母に持ち、伯父には高松宮記念馬オレハマッテルゼがいる。3日には坂路で初めて時計を出して800メートル52秒7−12秒9の好時計をマーク。尾形師は「牝馬の割にしっかりしているね。カイバを食べられているということが何より。距離は1800メートルくらいでデビューさせたい」。尾形厩舎の現3歳世代は13頭が勝ち上がり、7頭が2勝をマーク。今年も期待がかかる。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090609-504463.html