新歌舞伎座終わり

杉さん「つろうございます」 なんば新歌舞伎座最終公演
移転のため閉館する新歌舞伎座大阪市中央区)で25日夜、杉良太郎さんがプロデュースする「最終公演」が千秋楽を迎え、開場51年の集大成となる舞台の幕を閉じた。来夏、近鉄本町駅の再開発ビル内新劇場で、興行を再開する予定だ。重厚な破風(はふ)の外観にふさわしく、時代劇や歌謡ショーで知られた老舗(しにせ)劇場。座長公演50回を重ねた杉さんは、「お客様の歓声や拍手、泣き笑いが詰まった劇場を離れることはつろうございます」と別れを惜しんだ。カーテンコールでは三本締めに続き、観客と共に「蛍の光」を合唱。杉さんや長男の山田純大さんらが大きく手を振ると、半世紀余に及ぶ劇場の歴史を共に歩んだ高齢のファンらもペンライトを持つ手を振り返し、熱い拍手で応えた。また、最終公演に出演した92歳の役者・清水彰さんへ文化庁長官感謝状が贈られた。劇場は五木ひろしさんらが出演する27〜29日「ファン感謝歌謡祭」、30日「名流舞踊会」を経て閉館する。

http://www.asahi.com/culture/update/0626/OSK200906250159.html

なんばの新歌舞伎座へはおおむかし、おばあちゃんに連れられて行ったのが一度あるだけです。三波春夫が「お客様は神様です」というフレーズで人気だった頃。何でばあちゃんは私を連れて行ったのでしょう、今となっては30年以上前のことですから分かりません。
それにしても上本町。日赤病院の駐車場だったところにマンションは林立するし、新歌舞伎座はやってくるし、大変貌ですな。